井関徳兵衛
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井関徳兵衛【いせき とくべえ】…大石内蔵助のおさななじみ(ガキ友達)。コミカルで豪放磊落。
先代浅野家からリストラされている。法要イベントで内蔵助を殴ったのが原因。
お家の大事に参戦しようといさんで駆けつけるが、内蔵助は徳兵衛親子の入場を許可しない。
最後の評定の日、合戦はなく城明け渡しの噂を聞いてがっかりした徳兵衛は赤穂城の門のそばで割腹しながら通りかかった内蔵助に真意を訪ねる。これまでヒョウヒョウとしていた内蔵助だが、この時鬼のような形相になり
内「内蔵助は、天下のご政道に反抗する気だぁっ!!!」徳「それでよし…俺は先へ逝く…」(元禄忠臣蔵)
仮名手本にもいないキャラなので、WEB上のレビューでは「あれ、だれ?」と書かれることも少なくないが、岡野治太夫とともに幕府収城使と一戦を交えるつもりだったと伝えられる。
「赤穂城断絶」にはお家大変の際、籠城の噂を聞いてほかの浪人とともに駆けつけるがしまいには愛想を尽かせ、城の外で出会った不破数右衛門に「俺はもうイヤになった!両刀を捨てて百姓になるっ」と言ってプイと去ってしまう。
同じくヨロキンが内蔵助をやった「赤穂浪士(テレビ朝日)」にも似たようなキャラ=井関数左衛門というのが出てくる。お家大変直後赤穂へスパイへ向かう堀田隼人一行としばしばでっくわす。
松方弘樹「大忠臣蔵」では同名のどもりの浪人が主家断絶ニュースを聞いてどっかから赤穂に飛んできて合戦のメンバーに加えてもらおうと売り込む。(しまいにゃ小林平八郎の手先になる)
「忠臣蔵・女たち・愛」では風車の弥七でお馴染みの中谷一郎が演じ、なにやら訳ありなようすで家族の叱咤も無視して討ち入りに参加しないでいるが…。
定紋が鬼の面。