前野平内
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前野平内【まえの へいない】…千坂兵部の放った間者。
江戸表上杉家では2〜3番目の器量人。スパイとして内蔵助の放蕩の真意を探りに第一番に出かけ、矢田五郎左衛門(四十七士と一字違いのキャラまぎらわしいんだよな…)とともに祇園の酒楼に滞在したが、三ヶ月で江戸に帰り「仇討ちをするような侍ではない」と報告した。
この報告信用されず、すぐに猿島右門が派遣される。
映画「血槍無双」では前田平内というキャラで出てきて、オープニングまもなく下向した内蔵助を出迎えた討ち入りメンバーの中にシレッと混じっているが
「そこの御仁。たしか拙者が祇園町で遊んでいた頃、上杉家のご家老、千坂兵部殿のお手先として猿橋右門殿とお越しになったことのある御仁とお見受けするが」
とすぐ見破られ、あっという間に武林唯七に斬り殺されるチョイ役として登場している。