娘に内緒で猛勉強していた金兵衛が字が読み書きできるようになるシーンはなかなか感動する。
そうしてめでたくお蝶の結婚式になるのだが、婚礼の席でエノケンが「お前さんは子供の時分から舞台に立ってるんだから…」というようなコメントをしはじめ、その場が急に芸能生活50周年のお祝いと急にだぶりだし、最終的に金語楼が観客に向かって(カメラ目線で)抱負を述べて映画は幕を閉じる。そうしてめでたくお蝶の結婚式になるのだが、婚礼の席でエノケンが「お前さんは子供の時分から舞台に立ってるんだから…」というようなコメントをしはじめ、その場が急に芸能生活50周年のお祝いとだぶりだし、最終的に金語楼が観客に向かって(カメラ目線で)抱負を述べて映画は幕を閉じる。
出ている人たちはみんな楽しいし、八千草薫がめちゃくちゃかわいいし、食事中でも病床でも楽しく呑気に見られる作品。