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忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀

57 バイト追加, 2018年7月17日 (火) 15:38
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さらにシュルレアリスム的感性(チラシより)の演出もセンスがあり、面白い。そして好み。
ネタバレになるので詳しくは書かないが上演回によって男性演者ばかりの松組と、女性演者ばかりの亀組が舞台と客席を個性的に使いわけて提供してくれる。亀組の舞台(<その二種類を知らずうかつにもあたしは亀組しか観ていないが、両バージョンを見た友人の松組の評判も良かった。)は三つ盛り亀甲型のオブジェひとつにプロジェクションマッピングの投影もいいかんじでした。ネタバレになるので詳しくは書かないが上演回によって男性演者ばかりの松組と、女性演者ばかりの亀組が舞台と客席を個性的に使いわけて提供してくれる。亀組の舞台(<その二種類を知らずうかつにもあたしは亀組しか観ていないが、両バージョンを見た友人の松組の評判も良かった。)は三つ盛り亀甲型のオブジェひとつにプロジェクションマッピングの投影もシンプルでいいかんじでした。
若い頃、演劇実験室 万有引力の芝居とか見に行ってなにを言ってるんだかよくわからなかったが、それも含めてシュルレアリスムの作品世界にはシビレたものだった。だからシュール、好き。
「忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀」のあらすじは(以下、セリフ部分はもりいのアレンジにより不正確御免)…
饗応役を仰せつかった[[浅野内匠頭]]が、節約を心がけるように[[柳沢吉保]]から言われたので予算170両(<激安!)を30両負けてくれと[[高野権中納言|大納言保春]](ほんとは中納言ですな)に直訴(!?)して認めてもらうが、大納言は「浮いた30両でなにして遊ぶんだ?」的なことを指南役の[[吉良上野介]]に(なんで?)ネチネチ言うので吉良は「30両は自分で出す!」と憤慨(おやまあ)。吉良は内匠頭に「まったく武士は江戸の生まれにかぎる!泥臭い田舎大名め!」(内匠頭は江戸生まれだけど…)とののしり、キレた内匠頭はひとり「吉良を切って柳沢を切って将軍を切って大納言を切って天皇も切って、自分が天皇になったりして」的なひとりごと(すごい…)を言いだし、手始めに吉良に刃を向けたところを岩村藩藩主(<なぜかコレ再三強調される。ほんとは岩沼藩)田村右京之介([[田村右京大夫|右京大夫]]?この人だけちょっぴり架空なのはなにか?)に止められて、柳沢吉保はまったくの独断で将軍に報告もせず内匠頭即日切腹を決定&決行(可能か?)。赤穂の[[大石内蔵助]]と[[吉田忠左衛門]]はある日見た夢告知から、浅野様(と、彼らはそう呼ぶ)が「吉良を切って柳沢を切って将軍を切って大納言を切って天皇も切りたい」と思っていたことを悟る。(約90分)はある日見た夢告知から、浅野様(と、彼らはそう呼ぶ)が「吉良を切って柳沢を切って将軍を切って大納言を切って天皇も切りたい」と思っていたことを悟る…。(約90分)
作家は主従のあり方や幕府と朝廷との関係などをオリジナルで築き、尊皇のイメージの赤穂武士に京都にまで牙を向けさせる。こんなちょうしで討ち入りになっていくとなるとその動機には最近にありがちな「四十七士はテロ」という呼ばわりに歩調を寄せていくんじゃという不安がある。作家は主従のあり方や幕府と朝廷との関係などを独特オリジナルで築き、尊皇のイメージの赤穂武士に京都にまで牙を向けさせる。こんなちょうしで今後(全三部作を予定)討ち入りになっていくとなるとその動機には最近にありがちな「四十七士はテロ」という呼ばわりに歩調を寄せていくんじゃという不安がある。
「デタラメこそがシュールレアリズムなのだ」と言うのならそれでかまわないと思いますが、ケアレスミスと見分けがつかないデタラメは微妙すぎる。
だから「講談がベース」とうたい原作=桃川如燕とかにしてたらツッコミどころがうんと減り、星ももう1個増えていたかも。どうして仮名手本だなんて…だから「講談がベース」とうたい原作=桃川如燕とかにしてたらツッコミどころがうんと減り、星ももう1個増えていたかも。どぉして仮名手本だなんて…

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