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忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀

661 バイト追加, 2019年10月17日 (木) 19:47
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衣裳もひじょうに洗練されている。ビジュアル的にいろいろ無駄が無い。
先回申し上げたデタラメについては、今回はおおいに遊んでいるかんじで、聞いたこともない赤穂浪士たち(じゅうぶんな言い分があって先回の心配は払拭された)の思惑が面白かった。先回申し上げたデタラメについては、今回はおおいに遊んでいるかんじで、聞いたこともない赤穂浪士たち(討ち入りにはオリジナリティあふれる言い分があって、先回の心配は払拭された)の思惑が面白かった。<small>(註釈01)</small>
でも、
その非礼を挽回するほどの衝撃は、作品からは、ひびいてこなかった。
演出家さんの往生際の悪さを誰も諌めることが出来なかった、この団体をとりまく現場全体の限界もそこに見るのであります。(脚本家さんは納得づくなのかなあ。)演出家さんの往生際の悪さを誰も諌めることが出来なかった、この団体をとりまく現場全体の限界もそこに見るのであります。(本作が「仮名手本を原作にして創作した脚本家の作品」だとする、責任転嫁みたいな説明がチラシにあるが、脚本家さんは納得づくなのかなあ。作品は、完全な赤穂事件のモジリであって、忠臣蔵要素<small>(註釈03)</small>のチの字も出てこないのだ。)
伊丹まで観に行った自分が愛しいので、星2つとさせていただきます。役者さんみんな良かったし。(伊丹までいそいそと観に行った自分が愛しいので、星2つとさせていただきます。役者さんみんな良かったし。([[大野九郎兵衛]]の人だけ、フワフワっとしていたけど。ちなみに九郎兵衛も四十七士。)
註釈02…公演を宣伝するネットやチラシからは「仮名手本忠臣蔵」の文字が消えていたので、ホッとしてたのに…。つか、俺が「原作」の意味を取り違えているのかなあ。
 
 
註釈03…いわゆるおなじみの名場面アレコレの話。しっかし近頃の芝居や映像作品は、作家の手から手へ渡されてはぐくんだソッチではなく、だれもかれも、とかく赤穂事件をハナから題材にとってどうにかしようとする暴挙が目立つ。
あと、これ三部作と言っていましたが、どうやらこれでオワリっぽいです。

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