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俵星玄蕃
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[[画像:Katsu_tawara.jpg|thumb|役者絵:勝 新太郎]]
[[画像:Genba-nagato.jpg|thumb|役者絵:長門勇]]
[[画像:Genba4new.jpg|thumb|役者絵:近衛十四郎]]
俵星玄蕃【たわらぼし げんば】…元・尾張家の家来の浪人。45〜6歳。架空の人物。
腕を見込まれて吉良家側から[[千坂兵部]](とか[[小林平八郎|小林]])にスカウトされるが、そばやに身をやつしている[[杉野十平次]]に同情を寄せてるので断る。杉野はなにを聞かれても白状はしないが、玄蕃は彼のことを赤穂浪士と見込んでいたのだ。にシンパシーを感じていたので断る。杉野はなにを聞かれても白状はしないが、玄蕃は彼のことを赤穂浪士と見込んでいたのだ。
玄蕃が吉良側についてはたまらんと杉野は事情を[[大石内蔵助|内蔵助]]に話す。内蔵助は[[原惣右衛門]]にそう言って、玄蕃の道場まで松平家を騙って'''偽スカウト'''にやり、吉良の用人になることを避けさせる。
杉野との再会のあと助勢を申し出るが、内蔵助から丁重に断られるので両国橋で上杉勢を単身、通せんぼする。
* 「もりい くすおの忠臣蔵文化ちゃんねる」
[https://www.youtube.com/watch?v=k5UNGok2dNA #22 俵星玄蕃研究(1)] <<玄蕃の起源について語る。
[https://www.youtube.com/watch?v=B6nINUs079M #23 俵星玄蕃研究(2)] <<玄蕃の映像作品と映像に出なくなった理由。
このキャラクターは「[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|大星由良之助]]」の「星」と俵を放る妙技から来た「俵」をくっつけちゃった名前で、文化2年の刊行物にすでにその名が出ているというから、けっこう古い。原作はそのころの講釈師・大玄斎蕃とか。」の「星」と俵を放る妙技から来た「俵」をくっつけちゃった名前で、文化2年の刊行物にすでにその名が出ているというから、けっこう古い。原作はそのころの講釈師・大玄斎蕃格とか。
柳家喬太郎師匠は市馬師匠みたいな歌謡浪曲じゃなく、落語で「俵星玄蕃」をおやりになるが、ちょいと陰気くさい演目。師匠にそう言ったら「ちゃはは。あれは講談のハナシが元になってるんで」とおっしゃってらした。(黒柳徹子さんに言わせると「(講談は)憂鬱っぽい」2019.9.20放送ぶんより)
上方講談の旭堂南鈴先生の「俵星玄蕃」は、三波春夫の元禄名槍譜も混ぜて楽しいが、玄蕃をすごく老人風に読む。