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制作のオフィス・ヘンミはこの逸見稔の会社。本作で[[大石内蔵助|大石]]を演っている加山雄三のディナーショーやドラマを手がけていたとか(出典:Wikipedia)。
同氏制作&同局のヒット作「だいこんの花」でおなじみの森繁&竹脇無我が、大石を影で助ける[[山鹿素行|山鹿]]弁護士&[[脇坂淡路守|脇坂]]弁護士という役で、良いキーパーソンで出ている。(ちなみに「だいこんの花」で仲良しになった森繁&竹脇だが、この「サラリーマン忠臣蔵〜華麗なる復讐〜」放送年にTBSで「おやじのヒゲ」(もオフィス・ヘンミ)も放送されている。)弁護士という役で、良いキーパーソン(リアルに仲が良さそう)で出ている。<small>(註01)</small>
浅野社長の自殺に社員たちが不信を感じるところからミステリ仕立ての展開が生まれ、暴力団も絡む政治献金の話になっており、それが吉良の失脚への爽快感となっている。
[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]を忠実になぞることに心血を注いだ、株主総会で吉良をやり込める、東宝映画の「サラリーマン忠臣蔵」と同タイトルでありながら、よりドラマチックな仕上がりが期待できるプロットであるにもかかわらず、もうひとつ惜しいのは、演出(というか撮り方?)がじゃっかん平坦で、脚本の妙がビジュアル的な盛り上がりに反映されず、また、怨敵・吉良を演じる室田日出男がボスキャラにはちょっと物足りないキャスティングとなっている(すみません)。を忠実になぞることに心血を注いだ、株主総会で吉良をやり込める、東宝映画の「サラリーマン忠臣蔵」と同タイトルでありながら、よりドラマチックな仕上がりが期待できるプロットである本作にもかかわらず、もうひとつ惜しいのは、演出(というか撮り方?)がじゃっかん平坦で、脚本の妙がビジュアル的な盛り上がりに反映されず、また、怨敵・吉良を演じる室田日出男がボスキャラにはちょっと物足りないキャスティングとなっている(すみません)。
寺坂吉右衛門でさえ松山英太郎(好演!)なんだから、(演技は申し分ない室田さんだが)もうちょっと誰かいなかったものか。若山富三郎とか金子信雄とか。同じ年頃だと、津川雅彦とか〜…
現代の話への忠臣蔵劇のなぞらえ方に無理がなく、制作者の愛を感じる、約2時間半。
 
 
 
註01…ちなみに「だいこんの花」で仲良しになった森繁&竹脇だが、この「サラリーマン忠臣蔵〜華麗なる復讐〜」放送年にTBSで「おやじのヒゲ」(もオフィス・ヘンミ)も放送されている。

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