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 [[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]を忠実になぞることに心血を注いだ、株主総会で吉良をやり込める、東宝映画の「サラリーマン忠臣蔵」と同タイトルでありながら、こちらはよりドラマチックな仕上がりが期待できるプロットであるにもかかわらず、もうひとつ惜しいのは、演出(というか撮り方?)がじゃっかん平坦で、脚本の妙がビジュアル的な盛り上がりに活かされず、また、怨敵・吉良を演じる室田日出男(親会社ともライバルとも言える葵商事の専務)がボスキャラには、ちょっと物足りないキャスティングとなっている(すみません)。
 寺坂吉右衛門でさえ松山英太郎(好演!)なんだから、(演技は申し分ない室田さんだが)もうちょっと誰かいなかったものか。東映系なら若山富三郎とか金子信雄とか。加山雄三=若大将のライバル田中邦衛…じゃ喜劇になっちゃうか。 寺坂吉右衛門でさえ松山英太郎(好演!)なんだから、(演技は申し分ない室田さんだが)もうちょっと誰かいなかったものか。暴力団の財津一郎とコントラストを付けるなら品を感じる西村晃とか。室田と似た世代なら、加山雄三=若大将のライバル・青大将の田中邦衛…じゃ喜劇になっちゃうか。
 とはいえ、全般的には同年公開の「[[12時間超ワイドドラマ 大忠臣蔵]]」よりも、この役はこの役者が良いだろうという配役が興に入ってて、見ていて心地が良い。」よりも、「この役はこの役者が良いだろう」という配役が興に入ってて、見ていて心地が良い。
 オリジナルの忠臣蔵のキャラクターを上手く遊べてもいる。

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