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忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀

22 バイト追加, 2021年1月5日 (火) 14:45
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どぉして、そんな大胆なことを言っちゃったのだろう??だってコレ、'''ウソなんだもん'''。(不遜な言い方ですいません。本文は個人の感想につきご容赦を。)
なにしろひとつも仮名手本していない。この文言が出来栄えを台無しにしてる。なにひとつ仮名手本していないので、この文言がひときわ、出来栄えを台無しにしてる。
かつて噺家の某師匠もやらかしてたが、タイトルに「忠臣蔵」ってついてるもんだから、中身を確認しないで「お茶の間におなじみの忠臣蔵…原作は仮名手本」と、安易に勘違いしたパターンが濃厚。憶測だが、タイトルに「忠臣蔵」ってついてるもんだから、中身を確認しないで「お茶の間におなじみの忠臣蔵…原作は仮名手本」と、安易に勘違いしたパターンが濃厚。
というのも、チラシで「仮名手本忠臣蔵は(略)映像作品の原作として何度も取り上げられています。」と言っちゃってるし。<small>(※註01)</small>
 
ほんとうに間違える人が少なくないのだが、映像化されてるのは、事件を脚色した、講談の「赤穂義士伝」が圧倒的なのである。
 
最近になって、もりいはフンワリ肌に感じているのだが、一般の人の多くは、「仮名手本忠臣蔵」が四十七士の活躍も無く、オリジナリティあふれる人間ドラマに重点を置いたストーリーであることをご存じないようなのである。([https://www.youtube.com/watch?v=iC_ykgWzViY&t=638s 参考>「忠臣蔵文化ちゃんねる」]。)
※註01
たぶん仮名手本忠臣蔵のタイトルに「忠臣蔵」と入ってるから、内容を知らない書き手が、シンプルに思い込み(知ったか)でそう書いちゃったのだと思う。たぶん仮名手本忠臣蔵のタイトルに「忠臣蔵」と入ってるから、内容を知らない書き手が、シンプルに思い込み(知ったか)でそう書いちゃったのだと思う。ほんとうに間違える人が少なくないのだが、映像化されてるのは、事件を脚色した、講談の「赤穂義士伝」が圧倒的なのである。([https://www.youtube.com/watch?v=iC_ykgWzViY&t=638s 参考>「忠臣蔵文化ちゃんねる」]。) 最近になって、もりいはフンワリ肌に感じているのだが、一般の人の多くは、「仮名手本忠臣蔵」が四十七士の活躍も無く、人間ドラマに重点を置いたオリジナルストーリーであることをご存じないようなのである。
もりい個人が300本ほど忠臣蔵ばっかし映像作品やお芝居を見た中では、仮名手本忠臣蔵を映像化したものはほんとに少なく、「[[大忠臣蔵]]」(1957)'''1本'''くらい。
あたしはひきずったんですね。ともかく。
どうしてそこばかり気になるかというと、この芝居を「現代日本演劇のルーツ」シリーズの一貫として堂々とリリースしてるからなのであります。(別の芝居で文化庁芸術祭賞新人賞をもらったともうたってるのも引きになった。)'''どうしてそこばかり気になるかというと、この芝居を「現代日本演劇のルーツ」シリーズの一貫として堂々とリリースしてるから'''なのであります。かつ、別の芝居で文化庁芸術祭賞新人賞をもらっている劇団のやっていることなのだ。
つまり先回から1年経っても、なんのエクスキューズも無く、シャアシャアと「仮名手本忠臣蔵原作」を言ってしまうという態度は、どうせこんなもんだろうと「ルーツ」や「忠臣蔵劇」を軽視しているのか、どうせ客にはわからないだろうという侮辱なのか、…いずれにしろひじょうに印象が悪い。つまり先回から1年経っても、なんのエクスキューズも無く、シャアシャアと「仮名手本忠臣蔵原作」を言いひきずっている態度は、「ルーツ」や「忠臣蔵劇」を軽視しているのか、どうせ客にはわからないだろうという侮辱なのか、…いずれにしろひじょうに印象が悪い。
こう言っちゃ悪いかもだけどコレ、ユーザーに対して、偽装の食品表示ラベル貼る業者と、同じあやまちを犯している。(同時に、過去にこの劇団が上演しているという、カミカケテとかアブラジゴクはちゃんとやってて仮名手本だけがこんななのか、いつもだいたいこんなふうなのかという不信感もつのる。)こう言っちゃ悪いかもだけどコレ、ユーザーに対して、偽装の食品表示ラベル貼る業者と、同じあやまちを犯している。(同時に、過去にこの劇団が上演しているという、カミカケテとかアブラジゴクはちゃんとやってて、仮名手本だけがこんななのか、それともいつもだいたいこんなふうなのかという不信感もつのる。)
その非礼を挽回するほどの衝撃は、作品からは、ひびいてこなかった。
演出家さんの往生際の悪さを誰も諌めることが出来なかった、この団体をとりまく現場全体の限界もそこに見るのであります。(本作が「仮名手本を原作にして創作した脚本家の作品」だとする、責任転嫁みたいな説明がチラシにあるが、脚本家さんは納得づくなのかなあ。作品は、完全な赤穂事件のモジリであって、忠臣蔵要素演出家さんの往生際の悪さを、周囲の誰も諌めることが出来なかった(同調圧力なのか、それとも不勉強なのか)、この団体をとりまく現場全体の限界もそこに見るのであります。(本作が「仮名手本を原作にして創作した脚本家の作品」だとする、責任転嫁みたいな説明がチラシにあるが、脚本家さんは納得づくなのかなあ。作品は、完全な赤穂事件のモジリであって、忠臣蔵要素<small>(註釈03)</small>のチの字も出てこないのだ。)のチの字も出てこないのだけど…。)

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