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忠臣蔵1/47

15 バイト追加, 2021年5月7日 (金) 16:08
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 悪い意味で優等生的な作品。
 「昔はそれで良かったかもしれないけど、現代ではこう演出しないと視聴者に主旨が通じない」的なアレンジには余計なものもあり、それが普遍的な忠臣蔵世界に逆に「安さ」を与えてしまった。「忠節」や「武士道」を欠いた本作のたよりなさは、手をつないでゴールする運動会 「昔はそれで良かったかもしれないけど、現代ではこう演出しないと視聴者に主旨が通じない」的なアレンジには余計なものもあり、それが普遍的な忠臣蔵世界に逆に「安さ」を与えてしまった。「忠節」や「武士道」を欠いた本作のたよりなさは、徒競走を手をつないでゴールする運動会<small>(註01)</small>や、怪獣を殺さないウルトラマンに通じる印象がある。に通じる、現代的印象がある。
 リメイクで新しいココロミをするときに大事なのは、斬新なことを目指すことよりも、これまで扱われたテーマ性を自分ならどうやって脚色できるか、演出できるか、という地味な作業こそがクリエーターの腕の見せ所だと思う。で、結果、斬新になってる、というカタチが美しい。(<加筆:これ書いた10年後のあたしからヒトコト。自分ならどうやって脚色できるか的なことは目指そうとはしてると思う。というか、それが企画のスタートな気がする。しかし、いかんせん本作の場合、クリエーター側に時代劇や忠臣蔵に対する愛が感じられない事がそもそもアレで、過去のあたしが言うほどややこしい事ともちがう気がします。) リメイクで新しいココロミをするときに大事なのは、斬新なことを目指すことよりも、これまで扱われたテーマ性を自分ならどうやって脚色できるか、演出できるか、という地味な作業こそがクリエーターの腕の見せ所だと思う。で、結果、斬新になってる、というカタチが美しい。(<加筆:これ書いた10年後のあたしからヒトコト。自分ならどうやって脚色できるか的なことは、この作品なりにじゅうぶん目指そうとしてると思う。というか、それが企画のスタートな気がする。しかし、いかんせん本作の場合、クリエーター側に時代劇や忠臣蔵に対する愛が感じられない事がそもそもアレで、過去のあたしが言うほどややこしい事ともちがう気がします。)
 テーマやストーリーをいじくっちゃったりキャラの性格を大胆に壊してしまっては、その題材を取り上げる意味がない。それは「斬新」ではなく「デタラメ」になってしまう。デタラメをやるんだったら笑えたほうがいい。本作は斬新でも笑えるデタラメでもない。(<加筆:これ書いた10年後のあたしからヒトコト。ストーリーやキャラを独自の目線で忠臣蔵劇を面白くしている成功作は少なくない。しかし、いかんせん本作の場合、クリエーター側に時代劇や忠臣蔵に対する愛が感じられない(ry。[[携帯忠臣蔵〜世にも奇妙な物語 映画の特別編〜|「携帯忠臣蔵」]]と同じ失敗原因と思う。)

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