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忠臣蔵・いのちの刻

420 バイト追加, 2021年6月15日 (火) 19:53
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全体的にゆるゆるの中で、ひときわ素晴らしかったのは尼さん役の美空ひばりのお経。ひばりのTBS最後の出演作品で、ちょっとしたキーパーソンなのだが、彼女は'''お経の歌声も素晴らしい!'''<small>(註02)</small>
どのくらいの年齢差なのかは劇中でも触れていたかもだが、舞台版パンフレットの石井ふく子のコメントを見ると、呉服屋の女主人に思慕する青春の主税とは「15歳差」としている。香川京子さんは二回りほど若い役を当てられている。
 
 
 
註02…ひばりの家に、たいへん仲良くしてた石井ふく子が招かれてご飯食べてるときにこの番組に取り掛かってる話を聞いて、ひばりが「わたしにやれる役、なにか無いかしら。なんか作って」と懇願してできた、尼さんの役だそうである。(大下英治「石井ふく子 女の学校」文藝春秋刊)

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