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四十八人目の男

345 バイト追加, 2021年9月3日 (金) 20:19
編集の要約なし
ついに脱盟を決めた庄左衛門からは、冒頭の清々しいところが次第になくなる。
これだけ丁寧に脱盟者に焦点を当てて共感ができても、「葛藤」の描写がリアルなぶん、ときどきカット・インされる討ち入りに出かけるメンバーの姿や彼らの戦いが「やっぱり」かっこ良く見えてきたりする。戦後の観客にはどう写ったろうか?<small>(註01)</small>
作品の質を高めてるのは原作の大佛次郎先生が脚本に参加(!)してることが、おおきく寄与しているのではなかろうか。<small>(註01)(註02)</small>
註01…「読売新聞に230回の長期にわたって連載。読売受読者300万に感動を与えた」作品だと、当時のプレスシート(画像)にある。註01…視点やテーマはまったく違うが、「ジーザス・クライスト・スーパースター」のユダのように葛藤する若者を主人公に、「正しいと思うこと」と「自分のしたいこと」をテーマに、イカすミュージカルにできないものだろうか。  註02…「読売新聞に230回の長期にわたって連載。読売受読者300万に感動を与えた」作品だと、当時のプレスシート(画像)にある。

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