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忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀

18 バイト除去, 2021年10月2日 (土) 07:35
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「デタラメこそがシュールレアリズムなのだ」と言うのなら、それでかまわないと思いますが、ケアレスミスと見分けがつかないデタラメは微妙すぎる。「デタラメこそがシュールレアリズムなのだ」と言うのなら、それでかまわないと思いますが、不勉強と見分けがつかないデタラメは微妙すぎる。
古典演劇の再構築によって仮名手本要素がゼロになったと言うのなら、結果的に見たこともない構成になってなければ成り立たない。仕上がりは明らかにオーソドックスな忠臣蔵ドラマに近い。
衣裳もひじょうに洗練されている。ビジュアル的にいろいろ無駄が無い。
先回申し上げたデタラメについては、今回はおおいに遊んでいるかんじで、聞いたこともない赤穂浪士たち(討ち入りにはオリジナリティあふれる言い分があって、先回の心配は払拭された)の思惑が面白かった。先回申し上げたデタラメについては、今回はおおいに調整され、聞いたこともない赤穂浪士たち(討ち入りにはオリジナリティあふれる言い分があって、先回の心配は払拭された)の思惑が面白かった。<small>(註釈01)</small>
でも、
たとえば、吉良の後任(?)の[[戸田能登守|戸田忠真]](なんで?)が京都御所まで接待役(なんの?)の打ち合わせに出かけるシーン(これが冒頭)を見て、
「これは、わかっててあえてふざけているのか。それとも、不勉強でこういうシーンを作っちゃったのか」「これは、わかっててあえてふざけているのか。浅学でこうなっちゃってるのか。」
と、思ったとき、前回あれだけ気になった「仮名手本忠臣蔵原作」を、またぞろ性懲りもなく、今回も劇場で配ってるチラシで演出家さんがクチにしてたのが頭をかすめると、「ああ…テキトーなんだな」と、とたんに目の前で繰り広げられてるアレコレがガッカリなモノに見えてきて、興ざめしてしまうのでありました。<small>(註釈02)</small>
※三部作と言うことで2020年末「忠臣蔵・急 ポリティクス/首 義士の刃は将軍、そして天皇へ」というのがあったようです。
行ってませんが、ネット上の感想を見ると行ってませんが(いや?リモート上演?)、ネット上の感想を見ると
「300年間上演され続けている不屈の名作を、令和というに年に生で観られたことがうれしかった。」…て、ほらぁ、大勘違いしてる人が出ちゃってるじゃん。この人、ほか行って恥かきますよ(残念)。そう勘違いするってことは、それじゃあきっとまた「仮名手本忠臣蔵原作」って書いて撒いたのかな?
「女性だけで忠臣蔵を演じるなど、300年前には誰も想像すらできなかったであろう」…宝塚がやってるから大正時代には、すでに想像できたんじゃねえの?知らんけど。

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