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{{Cinema|制作=阪妻プロ太奏|公開=1928|内蔵助=---|星=3|頃=}}
現存するフィルムは最長版でも10分足らず。
日本橋亭の恒例イベント「極付 演芸大忠臣蔵2021」で、活弁の坂本頼光氏が見せてくれた。サイレント。
喧嘩の仲裁をする、若いバンツマ=安さんが、陽気な安さんを演じている(「雄呂血」の3年後の作品)。
オープニング、大勢の乱暴者を相手に酒樽を持ち上げて見せ、ビビらせるが、実は中身は空っぽだったというドッキリ大成功で、大笑いする安さんは、前もはだけてだらしがなく、徹底的なゴロツキの印象。
定番。[[お勘|おかんばあさん]]がおじさんからの手紙を読むように言うと、「貼っておけ」の指示。
手紙を読みやすいように、壁に貼るのは「[[忠臣蔵 暁の陣大鼓]]」で初めて見たが(要確認)、このあたりがオリジナルなのだろうか?
ばあさんのうちと安さんのうちは、薄い壁で仕切られていて、しばしば穴が開いてる演出があるが、本作の穴は特大で、ばあさんが、かがまなくても済むぐらいのデカさである。
駆けつける途中で酔い醒ましの水を酒屋からもらい、再スタートして、堀部弥兵衛とは、ぶつかって、馬場に出かける過程で出会う。
「無礼者」と怒鳴られるが、事情を説明すると、はちまきやしごき、かんざしまでその場で提供され、再び馬場へ一目散。
[[中津川友範]]が、反撃に出ようと見えを決めたところで唐突に「終」のマーク。
短いんで、良いも悪いもないのだが、残ってるぶんだけでも、好感度は高かった。
現存するフィルムは最長版でも10分足らず。
日本橋亭の恒例イベント「極付 演芸大忠臣蔵2021」で、活弁の坂本頼光氏が見せてくれた。サイレント。
喧嘩の仲裁をする、若いバンツマ=安さんが、陽気な安さんを演じている(「雄呂血」の3年後の作品)。
オープニング、大勢の乱暴者を相手に酒樽を持ち上げて見せ、ビビらせるが、実は中身は空っぽだったというドッキリ大成功で、大笑いする安さんは、前もはだけてだらしがなく、徹底的なゴロツキの印象。
定番。[[お勘|おかんばあさん]]がおじさんからの手紙を読むように言うと、「貼っておけ」の指示。
手紙を読みやすいように、壁に貼るのは「[[忠臣蔵 暁の陣大鼓]]」で初めて見たが(要確認)、このあたりがオリジナルなのだろうか?
ばあさんのうちと安さんのうちは、薄い壁で仕切られていて、しばしば穴が開いてる演出があるが、本作の穴は特大で、ばあさんが、かがまなくても済むぐらいのデカさである。
駆けつける途中で酔い醒ましの水を酒屋からもらい、再スタートして、堀部弥兵衛とは、ぶつかって、馬場に出かける過程で出会う。
「無礼者」と怒鳴られるが、事情を説明すると、はちまきやしごき、かんざしまでその場で提供され、再び馬場へ一目散。
[[中津川友範]]が、反撃に出ようと見えを決めたところで唐突に「終」のマーク。
短いんで、良いも悪いもないのだが、残ってるぶんだけでも、好感度は高かった。