差分

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着物を着た経験のある人ならわかると思うが、前を開けないでは走れないのが、着物である。下半身を布で巻いて6キロを疾走できるだろうか?(ちなみに演目のタイトルは「疾走!高田馬場」) 衣裳として、演出としておかしいのである。 タキシードで銭湯の湯船に入る赤塚不二夫とか、タンクトップでゾンビの群れに立ち向かうサバイバーなど、衣裳にまつわるちぐはぐを、あれこれ思い出した。
 
ご多分にもれず、脚の可動域を制限された桐生さんは、その場でチョコチョコと細かくせわしない「足踏み」をすることで、走っていることを表現するにとどまっている。
 
そして、いろいろ考えた。
・それとも、とても観客には見せられない、なにか不都合な要素が脚にあるのか…タトゥーや、手術痕など。(厳密にいうと、そうがんじがらめに見せないようにしているわけでもないのだが。)
・OSKにかぎらず、この手の歌劇では、男役は脚を出さないというのが不文律なのか…・OSKにかぎらず、この手の歌劇では、「男役は脚を出さない」というのが不文律なのか…
いや、それについては調べてみると、かつて宝塚の雪組が「幕末太陽傅」をやったときなど、早霧せいなの、着物から見えるふくらはぎを見てドキドキしたファンのブログが見つかった。ドキドキさもあろう、と思う。そこでは、こうしたことは和装だからこそのことで、男役の生ふくらはぎは滅多に無いとある。

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