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爆烈忠臣蔵

369 バイト追加, 2025年11月24日 (月) 01:18
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彼女はひょんなことから、密かに「闇歌舞伎」が上演される離れ小島で、支配者に会う。
やがて、小娘は難関を乗り越え、晴れて「大星由良之助を演じる役者になる」という夢に近づいていく。やがて、小娘は難関を乗り越え、晴れて「大星由良之助を演じる役者になる」という夢に近づいていく・・・。
開始5分でだいたいその芝居が面白いかそうでないかってわかるとやら申しますが(わたしだけ?)、この芝居もそうでした。
たぶん「爆裂」を具体化しているのは、登場人物全員が抱えているフラストレーションと、それを日常でどう爆裂させてるかの絡み合いなのかなと。オープニング、[[斧定九郎|定九郎]]を模したおいはぎが、夜の山道で旅人を襲うところから物語は始まるのだが、そこに助けに来るのが[[早野勘平|勘平]](を模したグル)。旅人を逃がすテイで始まる定九郎と勘平の刀と鉄砲の対決が、見ごたえのある「バカ」なシーンで、要はもう、ここで「合格」なんですね。
芝居興行というエネルギー。芝居をやりたいと思う人間のエネルギー。政治と民衆というエネルギー。そういうでかい爆裂に、恨み、差別、笑い、怒り、こだわり、歌と踊りといった細かい爆裂がからみあう。セットの移動なども含めて、オープニングで我々はどういう身構えでこの後付き合ったらいいか、警戒心を全部解除してくれる。 忠臣蔵が下火とは言え、NHKの放送や、藤原竜也の芝居によって、来場者が「コレなら知ってる」というであろう定九郎を最初に持ってくるのはすごく心憎い構成だと思った。 その後も、無茶苦茶な設定も気にならないほど、センスや構成で楽しませてくれる。  たぶん「爆裂」を具体化しているのは、登場人物全員が抱えているフラストレーションと、それを日常でどう爆裂させてるか、その絡み合いなのだと思う。 芝居興行というエネルギー。芝居をやりたいと焦がれる人間のエネルギー。権力と抵抗のエネルギー。そういうでかい爆裂に、恨み、差別、笑い、怒り、こだわり、歌と踊りといった細かい爆裂が幾重にもからみあう。
忠臣蔵は劇中劇だが、要所要所にすごくうまく入れてるのが、なにより気分が良い。
あたしはどんな芝居を見るときでも、客席に着いたとき、気分をフラットにしてるつもりだ。
 
面白いものに当たった時は、完徹明けでも眠気に襲われないし、芝居に集中できなくて気が散ってても滂沱する。
 
つまらない芝居を見た時は、一瞬、自分の感覚がおかしいのかな?と思うこともあるのだが、つまらないものは「つまらなかった」で正解だったんだなと、今回みたいな面白いのに出会って確信した。
例えばこの作品は、ちゃんと忠臣蔵を素材に"遊んでいる"のだが、要は「勉強が足りない」「リサーチ不足」な芝居は基本的につまらないんだなと見た。あと、センスな。

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