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元禄忠臣蔵の女たち

1,867 バイト除去, 2025年12月28日 (日) 16:50
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まじめなので冗談(学校の先生が無理してる感じ)が、あんまり機能せず、「ここは笑いどころですよー」という場面で、客席がシン…となる空気も、観客のみなさんは受け入れてらっしゃる。
笑いが大きく用意されているのは「いつもならおもしろ親父が定番の[[可留堀部弥兵衛]]の妾宅」。コメディリリーフは小作の母と娘。この幕は大きく目立つ。も、ただの老武士で演出されてたのも、いかにももったいない=全体を平坦にしちゃったなと思いました。
おもしろシーンが笑えなかったせいで、無学でおっちょこちょいの村娘が、コメディリリーフとして成立しきれない上に、"元気でハキハキしている"以外に設定上の魅力もないので、"おっちょこちょい"というよりも"シンプルにみじめ"に映った。
本来この役は、多少なりとも「素朴でかわいらしいという魅力」がなければ成立しないのだが、配役された役者さんの佇まいがあまりに“山出し”で、その前提が最初から崩れてしまっている。(髪型など、なにかワンポイントでいくらでも可愛く出来そうなのに、ことほど左様に、役者(あるいは脚本や演出)の"おしん年齢的なこと"のイメージでも押し通したかったのか、それとも見かけの仕掛けは邪道だということなのか…。)と"まじめなこと"が、随所で微妙なムードを醸しているのだが、最初に言ったとおり、この空間では「みんな現役でがんばっている」ことを応援することこそが建前なのだろうと踏んだ。
また、彼女が[[矢頭右衛門七]](大石に会いに、自宅ではなくなぜかこの家に来る)に淡い恋心を抱き(一目惚れ)、右衛門七がそれにつきあうシーンについても、なんで彼が村娘に時間を割いてやっているのかが伝わってこず、ボランティア臭がキツかった…。
 
もちろん、奉公に出されるか身売りされるらしいという不幸な境遇があったので、それを汲み取り、同情する読み方も可能なのだろうが、それは観客側でイメージを用意しなくてはならない。
 
右衛門七も右衛門七で、ほんとはその村娘と同じくらいの年ごろならビジュ的に関係も成立しそうなものだが、ふつうに元服した武士のこしらえで、役者も壮年層なので、いよいよ二人の感情の温度差が際立ってしまう。
 
 
ことほど左様に、役者(あるいは脚本や演出)の"年齢的なこと"が随所で微妙なムードを醸しているのだが、最初に言ったとおり、この空間では「みんな現役でがんばっている」ことを応援することこそが建前なのだろうと踏んだ。
 
(年齢もさることながら、「真面目」で言うと、[[堀部弥兵衛]]がただの老武士で演出されてたのももったいない=全体を平坦にするんだよなあ。)

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