大野九郎兵衛【おおの くろべえ】…赤穂藩の経理係（経済官僚）。
裏切り者キャラとして描かれる。刃傷事件後に開城恭順を主張して大石内蔵助と対立し、金もってトンヅラ（逐電ちくでん）。トン面のときに孫（赤ちゃん）を置き去りにしてるし、後世においてたいそう評判が悪く、講談では強欲でややもすると悪計をめぐらしては金を儲けることばかり考えてる、武士にあるまじきやつと、ステレオタイプとして紹介される。
刃傷事件後に開城恭順を主張して大石内蔵助と対立し、金もってトンヅラ（逐電ちくでん）。トン面のときに孫（赤ちゃん）を置き去りにしてるし、後世においてたいそう評判が悪く、不忠臣の代表として悪名を受けたが、サムライとしてはともかくビジネスマンとしてはなかなか真っ当な人なので、近年の忠臣蔵ではあんまり悪く描かれないことも多い。不忠臣の代表として悪名を受けたが、サムライとしてはともかくビジネスマンとしてはなかなか真っ当な人なので、近年の忠臣蔵ではあんまり悪く描かれないことも多い。
映画やドラマで仮名手本忠臣蔵の斧九太夫的なキャラで脚色される場合、祇園で義士に呼び出されて殺されるであるとか、大石と間違われて吉良側の刺客に殺される、などの末路が用意されている。
