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元禄忠臣蔵

サイズ変更なし, 2008年9月8日 (月) 06:51
編集の要約なし
これがシリーズの最初なんだと思ってあらためて「最後の一日」を「単品」として見ると、やっぱチカラ入ってますし、今まで芝居で仮名手本が主流だった時代に、新歌舞伎なんつってこの「最後の一日」が上演された昭和初期の観客の気持ちを探るとおもしろく、当時やっぱ斬新なアプローチだったろうなと思った。どのセリフも興味深く聞けるし。
ぶっちゃけ、ほかがあるとこれが霞むので、通しでやらなくてもいいかなというくらい、なかなかイイ章であります。そもそも壮絶な「全員切腹」という壮絶な末路の前に、繊細なラブストーリーを持ってくるセンスが素晴らしい。ここは泣きます。
きっと、「最後の一日」があんまり良かったんでプロデューサーからほかも全部書いてって真山青果は言われたんでしょうなあ。通してやるなら、時系列じゃなくて、書かれた順っていうのもいいかもですな。

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