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忠臣蔵・女たち・愛

0 バイト除去, 2008年12月7日 (日) 23:21
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{{Cinema|制作=TBS|公開=1987|内蔵助=丹波哲郎|星=3|頃=}}

橋田壽賀子の「女」忠臣蔵シリーズ(?)第2弾。前作があまりに高視聴率だったから制作側はもっと早く第二弾を欲しがったのではないかと推測するが、橋田はきっと「おしん(NHK)」で忙しかったんで本作まで7年も空いたんじゃなかろうか。(ちなみにこの二年後「春日局」)

さっそく  の妹役に小林綾子がキャスティングされているが、やっぱこの人(の少女時代)はちょっと足が不自由な役をやるだけで不憫に見えて涙を誘う威力があります。


前作に比べると、なますのように斬られて泥だらけで死んでいくような壮絶な女の生き様はなくなってるのが、70年代から80年代という時代の流れを感じさせる。離縁された[[大石りく]]が江戸の[[大石内蔵助|内蔵助]]に会いにきちゃうところは共通している。


前作で登場した浪士とエピソードがかぶらない配慮がされており、そのせいか、ほかではクローズアップされない[[吉田沢右衛門]]や[[矢田五郎右衛門]]などといった人物に橋田オリジナルの逸話が加えられている。


[[徳川綱吉]]をカツシンが演じているのだが、彼のシーンだけガラッと空気が変わってしまう。もう'''晩年の彼の演技はお茶の間向きではない'''。他人とのカラミは適当だし、自由すぎる。カツシンファンにはたまらない独走。

彼(綱吉)がいっぱいチンを飼ってるのだが、今まで見た忠臣蔵では'''もっとも一度にフレームインしているチンの数の多い作品'''だ。(後半でカツシンにぶったたかれるチンもいる)


しっかしあたしが言うのもおこがましいんですが、この橋田さんってえ人は本当に構成がうまい。

これが単品なら4っつぼしですが、さらに良い「女たちの忠臣蔵」と同点というわけにはいかないので星3っつ。

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