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ザ・カブキ

サイズ変更なし, 2008年12月23日 (火) 02:31
編集の要約なし
唄やセリフが無いので全編ダンスだけなのだが、[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]をまんまバレエ版に再現した見事な作品。踊りだけで苦痛や喜びを伝えるわけだが、だからこそキャラの強調が不可欠で、[[お軽]]なんかはすごくかわいらしく、[[鷺坂伴内]]はかなり印象的に演出されていた。伴内良かったなあ。より明解でわかりやすい。
「まんま」といってももちろん全部やってたらとても1日じゃ終わらないのでいろいろカットするわけだがそこにも腐心の後が見える。切るばかりではなく、一力茶屋と[[与市兵衛]]やおかるの関係などは補足する意味で新たに場面が加えられている。切ったりはったり自由にバレエの世界用に変化させているにもかかわらず、五段目はちゃんとイノシシまで登場してこういうところが目が離せない。こだわりが随所にうかがえる。そういう抜け目無いところがとにかくしびれる。やおかるの関係などは補足する意味で新たに場面が加えられている。切ったりはったり自由にバレエの世界用に変化させているにもかかわらず、定九郎が刀をしまうところとかお軽が体を反り返らせて鏡越しに後ろを見るところとか、オリジナルで印象的な振り付けはちゃんと取り入れてるのもワクワクするし、イノシシの着ぐるみをわざわざ登場させるであるとか、とにかくファンは終止目が離せない。こだわりが随所にうかがえる。そういう抜け目無いところがとにかくしびれる。
みながら何度も心の中で「おもしれえ!うわ!おもしれえ!」と叫んだ、そして歌舞伎で泣くところはバレエでも泣いた。

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