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近松勘六
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深川閻魔町で原惣右衛門と暮らしてたある日、世話好きの大家さんが「あたしゃニートが嫌いだ」と言って扇子売りの開業(つっても自分で売り歩くんだが)をあっせんしてくれる。
慣れないながらも売り歩くうちに吉良家の家来と仲良くなって吉良家に出入りが成功するものの、ある日「いつも表構えばかり見ているがひとつ御殿の方を覗いてやろう」と不振な動きをしたとたんに仲間(ちゅうげん)連中に見つかって袋だたき。そこへ役当(やくあて)の兄貴分・丈助が助けてくれる。勘助はお礼に発句した扇子をプレゼント。
ものすごく似た話が[[中村勘助]]にあって、助けてくれた吉良家の警備は忠吉という。