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赤穂浪士

サイズ変更なし, 2009年3月8日 (日) 16:49
編集の要約なし
同じ原作で同じ監督。堀田隼人の大友柳太朗や吉良上野介の月形龍之介は続投だし、制作意図は?って最初思ったんですが、せっかくの傑作だし、東映のスタイルが確立したし、創立10周年だからパワーアップしてもう一回やろうよ!というノリなのかなんなのか、ひじょうに華やかなエンターテインメントになってる。ビジュアル的に必要な部分にちゃんと金がかかってて豪華。日本語わからない人も見てて楽しいんじゃないだろうか。
 
 
内蔵助のライバル千坂兵部や、職人のお兄ちゃんのエピソードをふくらませたことで、元のストーリーにはじゃっかんアレンジが加わっているものの「忠臣蔵」のいいところを保ちつつ、とにかく全体的にいいかんじの完成度。
「映画で忠臣蔵」と言ったときはこの作品のビジュアルが思い浮かぶ。そんな'''決定版'''っぽさがある。
東映の忠臣蔵は舞いを見るようと聞いたことがあるが、見ててそれを思い出した。
 
とはいえ、東映ファンでなかったり、ビギナーの目にはどう写るかは「?」。独特の間合いなどが味がわかるようにならないとじれったいかも。しかし、意味のある「ため」が素晴らしいんですよ。通好みかなあ。

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