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鷺坂伴内

サイズ変更なし, 2009年3月11日 (水) 12:00
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[[吉良上野介|吉良]]の側用人の家老。[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]のキャラなので、厳密には高師直の家来。マヌケメイクが印象的な「道化方」。
三段目のあとの「道行旅路の花聟」が最後の出番で、顔世御前([[早野勘平|勘平瑤泉院]]と一緒に田舎に引っ込もうとする[[お軽]]を追いかけて彼女だけ奪取しようとするが勘平の返り討ちに遭い失敗。幕が閉まるのと一緒に舞台上手(舞台の向かって右の方)に追いやられるシーンが滑稽。)の腰元・お軽が好き(彼女は恋人がいるのに)でセクハラが絶えない。
三段目「進物の場」ではちょっとしたコント仕立てで[[加古川本蔵]]の賄賂を受け取り、主人・師直に取り持つ。
モーリス・ベジャールのバレエ「三段目のあとの「道行旅路の花聟」で、[[早野勘平|勘平]]と一緒に田舎に引っ込もうとする[[お軽]]を追いかけて彼女だけ奪取しようとするが勘平の返り討ちに遭い失敗。幕が閉まるのと一緒に舞台上手(舞台の向かって右の方)に追いやられるシーンが滑稽。 そのあと一力まで行って[[斧九太夫]]とともに由良之助の動向を探るが出番はここで終了。ちょっともったいない。息抜きのエッセンスとしてのちょっとした扱いであります。  一方、モーリス・ベジャールのバレエ「[[ザ・カブキ]]」では、「オセロ」に出てくる奸臣イヤーゴのようにとらえられ大きく扱われている。歌舞伎の斧九太夫キャラと合体することで、お軽へのストーカーぶりや主人・師直への忠誠ぶりが「執念深さ」というかたちでうまく表現され、最終的には由良之助に殺される。ひじょうに昆虫っぽいいやな悪役で、ソレが魅力。ぶっちゃけ、バレエでは主役をしのいでもっとも強烈な個性のキャラであり、おそらくスキルの高いダンサーが演じることになってるのではないだろうか。」では、「オセロ」に出てくる奸臣イヤーゴのようにとらえられ大きく扱われている。歌舞伎の斧九太夫キャラと合体することで、お軽へのストーカーぶりや主人・師直への忠誠ぶりが「執念深さ」というかたちでうまく表現され、最終的には由良之助に殺されるというシッカリした末路が用意されている。ひじょうに昆虫っぽいいやな悪役で、ソレがものすごい魅力にふくらんでいる。ぶっちゃけ、バレエでは主役をしのいでもっとも強烈な個性のキャラであり、おそらくスキルの高いダンサーが演じることになってるのではないだろうか。

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