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チョンマゲの世界に携帯電話、という絵柄が思い浮かんだ時点で「なんとなく面白そう〜」と満足して思考停止してしまったのではあるまいか。WEB上のレビューでこの映画を「面白い」と言ってるコメントを見ると、まさにだいたいこの「着想」だけが評価されている。あと、この作品を助けてるのは中井貴一の孤軍奮闘。そして、絵作りもきれいだし、音楽や編集の仕方など、周囲はコレをおもしろくしようと努力されてるし、うまくいってる。しかし肝心のお話のほうが設定、ギャグ、ストーリー、演出などにはまったく特筆すべき点がない。
だって、たった一台だけ未来とつながってるツールを内蔵助に持たして一方的に未来人が電話かけてくるだけなら、多機能*が自慢の「携帯電話」である必要がまったくないのだ。<small>*もっとも、2000年当時では写メやワンセグはまだ普及してない。</small>