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忠臣蔵1/47

サイズ変更なし, 2009年5月6日 (水) 13:48
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「あ、どうぞどうぞ」と、行儀のいいスタッフがお互いを譲り合って大胆な仕事を避けて、無事故に終わったが、そのかわり思い出が無い遠足ってかんじ。
 
四十七士ってユニットは、かっこいいのもいれば無骨もいればバカもお笑いもいろいろいるわけでしょう?そういう強弱がぜんぜん無いんですよ。「まったいら」なの。
役者をそろえておきながらよくあれだけ極彩色豊かな「忠臣蔵」をこんだけ油を抜いて仕上げられたなと思う。
そもそも「安兵衛」の物語と言えばもう底抜けに明るく、この江戸っ子の人気者は破天荒でユニークなはずなのに、本編ではまるっきりツツマシヤか。キムタクって人はある意味安兵衛像に近いと思う。やるときはやるけど愛嬌のある人気者だ。たとえば糊屋のばあさんに研ナオコかなんかを当てて「おぃばばぁ!ちょ待ぁてよ!」ってやったらもう、安兵衛のイメージぴったりなのに、終始すましてばかり。クールに決めようとしたのが裏目に出てる。それなら風流人のそもそも「安兵衛」の物語と言えばもう底抜けに明るく、この江戸っ子の人気者は破天荒でユニークなはずなのに、本編ではまるっきりツツマシヤカ。 キムタクって人はある意味安兵衛像に近いと思う。やるときはやるけど愛嬌のある人気者だ。たとえば糊屋のばあさんに研ナオコかなんかを当てて「おぃばばぁ!ちょ待ぁてよ!」ってやったらもう、安兵衛のイメージぴったりなのに、終始堅固で面白味のないおすましさん。それなら風流人の[[大高源五]]をやらせたほうが良かったのでわ??
キムタクの奮闘があさってを向いているから、忠臣蔵エピソードのおいしいところを全部安兵衛にやらせる構成は、やり方によってはすごくバカバカしくなっておもしろくもなるだろうに、これもうまくいってない。
この"熱くない"(というか“強弱にかける”)テンションってもしかしたら、時代劇を平成風な演出にしようという試みにも見受けられなくもない。「吉良に謝りに行こう」とか「今風」だったし。なんかそれもなー。パーッとふくらんでない気がする…。
最後の最後に魅力的なカットがあったし、泉岳寺の土産物屋の若女将さんとこの作品の話題になったとき彼女は「キムタクがタクアン食べてましたネ」と言ってた。そうやってポツリポツリ印象に残るシーンがあるんだけど…。この"熱くない"(というか“強弱にかける”)テンションってもしかしたら、時代劇を平成風なゆるいアプローチにしようという試みにも見受けられなくもない。「吉良に謝りに行こう」とか「今風」だったし…。 最後の最後に魅力的なカットもあった。そうそう、あたしが泉岳寺の土産物屋の若女将さんとこの作品を話題にしたとき彼女は「キムタクがタクアン食べてましたネ」とだけ感想を言ってたが、そうやってなにかしらポツリポツリ印象に残るシーンがあるのであります。でもせっかく元禄のスターを平成のスターがやるにしては、こういうチョボチョボした名場面(?)じゃあ、いかにせん、もったいない。 
コレたぶんなんですが、三国志や新撰組にくらべて「萌えキャラ」がいないんで、なんとか忠臣蔵の無骨なキャラをおすましなイケメンに仕立てようとしたんじゃないのかな。それならそれで徹底してほしかったが…コレうまくいってれば、三国志や新撰組にくらべて「萌えキャラ」がいないといわれている「忠臣蔵」の面目躍如になり得ただけに、あまりにもったいない。
見かけがいいからせっかく体を許したけど遠慮があってか'''かなりふつうのセックスだった'''、というようなシラケ方に似ている。もっと愛してほしかった。
最初、星一個だったんだけど、何度か見てると、すごくマジメにやろうという姿勢が見え隠れいたしまして、どっか憎めないので星二つ。

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