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鷺坂伴内

サイズ変更なし, 2009年6月30日 (火) 01:25
編集の要約なし
そのあと一力まで行って[[斧九太夫]]とともに由良之助の動向を探るが出番はここで終了。ちょっともったいない。息抜きのエッセンスとしてのちょっとした扱いであります。
原作では十一段目(最後)に、師直の首を取ってホッとしてるところに薬師寺次郎左右衛門と共にもう一回出てきて、斬りかかるが斬り殺される終演が用意されているが、昭和16年の上演でそのシーンがあったのが最後だとか(平成21年6月現在)。
一方、モーリス・ベジャールのバレエ「モーリス・ベジャールのバレエ「[[ザ・カブキ]]」では、「オセロ」に出てくる奸臣イヤーゴのようにとらえられ大きく扱われている。歌舞伎の斧九太夫キャラと合体することで、お軽へのストーカーぶりや主人・師直への忠誠ぶりが「執念深さ」というかたちでうまく表現され、最終的には由良之助に殺されるというシッカリした末路が用意されている。ひじょうに昆虫っぽいいやな悪役で、ソレがものすごい魅力にふくらんでいる。ぶっちゃけ、バレエでは主役をしのいでもっとも強烈な個性のキャラであり、おそらくスキルの高いダンサーが演じることになってるのではないだろうか。

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