奥田貞右衛門【おくだ さだえもん】…医者キャラ。
実家が医者だったんでニセ医者として吉良の動静を探る。偽名、西村丹下。急進派の中心、[[奥田孫太夫|孫太夫]]の娘の旦那。さらに[[近松勘六]]の異母弟。 実家が医者で学問があったのでニセ医者として吉良の動静を探る。年が若いので間者がつかず、流行らなかった。偽名、西村丹下。
遺児となる1才の息子のために「脇差しが高く売れるはずだから、なんかの時は売ってくれ」と遺書を残している。元禄十五年極月に押し迫ったとき、妻のときが８日に出産。お七夜にあたる討ち入りの日「雪も降ってるし、清く長く栄えるように」と老い先を祝して赤ちゃんを「清八」と名付けた。清八を抱き上げ心の中で「未だ東も西も知らぬその方であるが、いま父の言うことをよく聞き置けよ。散ればこそ花も花なれ…もののふは死に遅れざるのが第一であるぞ」と申し聞け、おときに「病家先まで行ってくる」と言って雪の中を出かけていった。 大家・搗米屋（つきごめや）佐兵衛が討ち入りパレードの中に奥田親子を見つけ、おときに知らせる騒ぎとなり、清八は清十郎と名を改め、時の老中秋元但馬守（あきもとたじまのかみ）に母もろとも引き取られた。 史実では遺児となる1才の息子のために「脇差しが高く売れるはずだから、なんかの時は売ってくれ」と遺書を残しているそうです。
急進派の中心、[[奥田孫太夫|孫太夫]]の娘の旦那。さらに[[近松勘六]]の異母弟。
享年26。
