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年末時代劇スペシャル 忠臣蔵

サイズ変更なし, 2009年8月30日 (日) 19:41
編集の要約なし
{{Cinema|制作=日本テレビ|公開=1985|内蔵助=里見浩太朗|星=3|頃=}}
[[画像:Sinroku s.jpg|thumb|役者絵:火野正平]]
ひじょうにわかりやすい。定番のTVサイズのお茶の間時代劇。
当時、「五稜郭」とか「白虎隊」「田原坂」と里見浩太朗主演で毎年やってた最初の1本(だと思う)。
 
アングルやカット割り、もしくは無言の表情のアップや間合いで人物の感情を表現するというよりは、キャラに何かよけいなことをさせて状況をわかりやすく伝えようとするシーンが多いのが特徴。
たとえば大評定の前に[[大石内蔵助|内蔵助]]はひとり土蔵の中にこもって殿の形見の火事装束と向かい合って「殿!それがしは一体どうすれば!?」とブツブツやってたり、[[垣見五郎兵衛]]との会見も、垣見は白紙の目録を見るだけでなく荷物も明けるし、ふすまの向こうの浪士達に挨拶しちゃう。[[赤埴源蔵]]は義姉の部屋の前までドカドカ入って来てしまうし、羽織相手の会話も口数が多い。などなどちょっと'''わびさびに欠ける'''。
あと、な〜んか、カメラ割りが安いというか、へんなアップが多く、明らかにルーズで撮ったほうが良さげなアップが散見。あわてて作ったのか、どっか粗い。それでも、意外にもこの「ゆるさ」がお茶の間に受け入れられてか、いまだに人気が高い。あと、な〜んか、カメラ割りが安いというか、へんなアップが多く、明らかにルーズで撮ったほうが良さげなアップが散見。あわてて作ったのか、どっか粗い。それでも、意外にもこの「ゆるさ」がお茶の間に受け入れられてか、いまだに人気が高い。同世代で'''この作品で忠臣蔵ファンになったという人がすごく多い'''。たしかに無駄が無く、たくさん忠臣蔵を見たあとにあらためて見ると、構成力が実にそつがない。 
とはいえ見た目が安いわりにはすごく小技が効いてて、詳しい人にはいろいろ発見があって楽しい。ほかではあんまり陽のあたらないエピソードや、キャラの相関関係に注目してるのも特徴で、お茶の間の時代劇ファンだけでなく、史実に詳しい人にもいろいろ発見があって楽しいようです。
ほかではあんまり陽のあたらないエピソードや、キャラの相関関係に注目してるのも特徴。
定かではないがリアル・タイムで見た記憶があって、放送当時、[[吉良上野介]]に対する敬意とも言える「最後」のアレンジ演出(とどめを刺される前に吉良は四十七士の前で能を舞う)は吉良役のモリシゲ自らたっての希望、とワイドショーが言ってた気がする。
定かではないがリアル・タイムで見た記憶があって、放送当時、[[吉良上野介]]に対する敬意とも言える「最後」のアレンジ演出(とどめを刺される前に吉良は四十七士の前で能を舞う)は吉良役のモリシゲ自らたっての希望、とワイドショーが言ってた気がする。本放送では血のりの代わりに赤いライトで傷口を照らしたモリシゲ吉良の亡骸を俯瞰で撮ったカットがあったようにしてたような…。この作品では無いのだろうが、モリシゲは似たような価値観から、血のりの代わりに赤いライトで傷口を照らして表現してくれとリクエストした、…というような、それもやっぱり忠臣蔵だったような気がするのだが…そんな吉良の亡骸を俯瞰で撮ったカットがあった作品を記憶しているのだが、どなたかご存じありませんか?

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