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12時間超ワイドドラマ 大忠臣蔵

サイズ変更なし, 2009年9月19日 (土) 13:49
編集の要約なし
{{Cinema|制作=テレビ東京|公開=1989|内蔵助=松本幸四郎|星=23|頃=}}
ところどころ入る城達也のナレーションがウソもホントも説得力たっぷりに語ってくれる。
森村誠一の原作がそうなのか、いろいろ目新しい。森村誠一の原作がそうなのか、いろいろ目新しく、面白い作品。
たとえばしょっぱなの日食エピソード、それから江戸の藩士の火消しエピソード。勅使の前で具体的に赤っ恥をかかされる内匠頭。討ち入り前は幸四郎内蔵助が京都の遊興をしみじみ「楽しかった…」と大野九郎兵衛(藤田まこと)に語るシーン。討ち入りはほかの作品には無い浪士たちによる「ののしり誘導作戦」。吉良(芦田紳介)は高家筆頭肝煎の面目を守り、最終的に切腹。墓前にむき出しの生首etcたとえばしょっぱなの日食エピソード、それから江戸の藩士の火消しエピソード。勅使の前で具体的に赤っ恥をかかされる[[浅野内匠頭|内匠頭]]。[[大野九郎兵衛]]の扱い。[[山吉新八郎]]の存在感。幸四郎内蔵助は京都の遊興をしみじみ「楽しかった…」と振り返る。討ち入りはほかの作品には無い浪士たちによる「ののしり誘導作戦」。吉良(芦田紳介)は高家筆頭肝煎の面目を守り、最終的に切腹。墓前にむき出しの生首etc..と、さまざまなオリジナリティで12時間をおもしろくしようと工夫をしている。
展開がリズミカルで見ていて心地よく、中だるみもなく、人気番組に恵まれる夜明け前の12チャンネルにしては「開局25周年」ということでがんばってるかんじがする。定石通りじゃないシークエンスが細かく色々あるので、目が離せない、というか油断が出来ない。
ただ、なんというか、華が無いと言うか、展開がリズミカルで見ていて心地よく、中だるみもなく、人気番組に恵まれる夜明け前の12チャンネルにしては「開局25周年」ということで相当がんばってるかんじがする。 ただ、なんというか、画面に華が無いと言うか、[[新春ワイド時代劇 忠臣蔵−決断の時|後年の同局の12時間ドラマの忠臣蔵]]に比べると、なんだか物置を覗いてるような薄暗い気分というか、色で表現すると「群青色」な作品。内容の雰囲気というより、絵作りが?に比べると、なんだか物置を覗いてるような薄暗い気分というか、色で表現すると「群青色」な作品。内容の雰囲気というより、絵作りが?ビギナーをテレビの前に釘付けにするにはちょっときついかも。
ただ、キャスティングさえ気にしなければオリジナリティあふれる、けっこう見応えのある作品。ただ、キャスティングさえ気にしなければオリジナリティあふれる、構成のちゃんとした、見応えのある作品。
案外人気の高い昭和最後のテレビ版忠臣蔵。ヤフオクでビデオ(全5巻)が入手しやすい。
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1989]]

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