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垣見五郎兵衛

サイズ変更なし, 2009年9月22日 (火) 16:00
編集の要約なし
本物の輸送ルートを中山道だろうと予測して、自分たちは東海道を下ったが神奈川宿で運悪く本物の垣見の道中とでっくわす。
宿のエントランスに「垣見五郎兵衛御宿」という看板を発見しておどろいた本物の五郎兵衛は最初、自分の名を語る不届きなやつと中に踏み込んで抗議しようとするが、内蔵助たちを主君の仇討ちをせんとする赤穂浪士と'''察して'''、「それならそうと言ってくれれば便宜もはかったし、さぞ心を痛めたであろう。なんで通さでなるものか」という同情&応援の気持ちから、自分のほうが偽物だと詫び、本物のIDをくれる。、「それならそうと言ってくれれば便宜もはかったし、さぞ心を痛めたであろう。なんで通さでなるものか」という同情&応援の気持ちから、自分のほうが偽物だと詫び、その上「コレ、私の偽造品です。処分しちゃってください」と言って本物のIDを内蔵助にくれる。 まさかの厚意に、ふすまの向こうで控えてる浪士、主税たちも両手を合わせたり土下座して感泣する。 
察するプロセスはアレンジが様々で、大石が仕方なく白紙の道中手形やIDを見せるのをキッカケに、垣見がかたわらの荷物のカバーのマーク(定紋、丸に鷹の羽のぶっちがい)にハッと気がついたりするのが主流だが、内蔵助が「これがID」と言って殿の短刀(ちいさがたな/九寸五分)を見せたり、連判状または位牌を見せたり、といろいろ。とにかくフィクション。
 
情けを受けた内蔵助は堂々とお礼も言えないので「武士は相身互い。よくよくのご事情があってのこととお察し申す」(古田求脚本など)と言ってお礼とする。
二人は別れるが別れるまで本物とニセモノの振りをしとおす。
 
情けを受けた内蔵助は堂々とお礼も言えないので「武士は相身互い。よくよくのご事情があってのこととお察し申す」と言って涙する。
 
ふすまの向こうで控えてる浪士、主税たちも感泣し、両手を合わせてありがたがる。
浪曲では垣見左内(かきみさない)。内蔵助、[[大石主税|主税]]親子が五郎兵衛、左内というふうに化けているという講談もある。
まんが「忠臣蔵とその時代」(シナリオ小林隆)では「わたしは垣見左内の伯父、江州(ごうしゅう)郷士、垣見五郎兵衛でござる。左内の後見人として訴訟のためまいった」と江戸の公事宿「小山屋」に泊まる。
まんが「忠臣蔵とその時代」(シナリオ小林隆)では「わたしは垣見左内の伯父、江州(ごうしゅう)郷士、垣見五郎兵衛でござる。左内の後見人として訴訟のためまいった」と江戸の公事宿「小山屋」に泊まる。
史実でも実際に内蔵助はこの名を語っていたというから、誰かがそれをヒントにこしらえた講話なんだと思います。
そっくりなシチュエーションで[[立花左近]](たちばなさこん)。(たちばなさこん)というキャラ名の時もある。

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