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血煙高田馬場

1,664 バイト追加, 2010年8月11日 (水) 11:09
ページの作成: {{Cinema|制作=日活|公開=1928|内蔵助=---|星=4|頃=}}役者絵:大河内伝次郎 たった6分の短い無声映画だがじゅうぶん…
{{Cinema|制作=日活|公開=1928|内蔵助=---|星=4|頃=}}[[画像:yasu3.jpg|thumb|役者絵:大河内伝次郎]]

たった6分の短い無声映画だがじゅうぶん興奮出来る作品。

ホントはもっと長いんでしょうね。全11巻って言うんだから。(じつはあんまり、この"巻"ていうのがよくわかっていないんですが、フィルムの巻って事ですよね。おおけりゃ長いと思っておりますが…)


短いけど、中身はケンカ安の日常>[[菅野六郎左衛門|おじさん]]からの手紙>しまったー!>[[堀部弥兵衛|弥兵衛]]父娘との出会い>高田馬場の決闘と、エピソードがふんだんに盛り込まれている。

後年の映画やドラマでさまざまにアレンジされている「おじさんのけんかの原因」は史実通り「囲碁の争いがきっかけ」となっているのが興味深かった。

また、たすきは[[ホリ|お幸]]のしごき帯ではなく神社の鈴緒(すずお=さい銭箱のガラガラについてるヒモ)を彼女が引っ張りちぎって渡す。


古い無声映画なので、あのコマ落としなチョコマカした絵面なんですが、スロー再生してみると意外にシッカリ演出されていて好感が持てる。

監督さんは伊藤大輔という人だが、放送してくれたCSの衛星劇場は「監督/原作/脚本 稲垣浩」とクレジットしていた。稲垣さんって伊藤大輔の伊藤映画研究所の生徒さんだそうですな。


愉快痛快な1本であります。


血煙高田の馬場

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