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神崎与五郎

312 バイト追加, 2010年9月29日 (水) 07:49
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斬首になった武士の検死などする徒目付という低い身分。斬首になった武士の検死などする徒目付という低い身分。五両三人扶持(<年収。最下層)で徒目付になってるというのはなかなか働きが認められてるそうです。
風紀委員みたいにあら探ししてチクる役回りだそうで「武士の間ではうとまれる存在でございます([[大忠臣蔵(NET)|ミフネ大忠臣蔵]])」。
松の廊下事件の前の晩、江戸城での吉良のイジメを見かねた彼は内匠頭に「すいません、拙者をクビにしてください。吉良を殺しますから」と申し出る。内匠頭は感動して「心配かけてすまん。終わるまできっと我慢するから」と約束する。(が、事件は起こる)
神崎が美男子らしかったことと大酒飲みで「燗酒よかろう」というあだ名だったらしい。浪曲の逸話だが、五両三人扶持のヒトが江戸城に勤務して殿様と直接会話できるかしら?
メンバーの中では[[寺坂吉右衛門|寺坂]]をのぞけば最下位の[[三村次郎左衛門|三村]]の「一個上」の身分だが、切腹するとき順番を間違われて最後に回され、不満をいいながら死んでいったという。
 
 
神崎が美男子らしかったことと、大酒飲みで「燗酒よかろう」というあだ名だったのはホントらしい。
矢作は弟・与五郎に本懐を遂げてもらいたいから、庄屋を鉄砲で撃ち殺し、自分は鎌で腹を切る。あとからすぐ駆けつける与五郎。
兄・矢作は「…首尾良く主君の仇を討ち、神崎という奴は土百姓(どんびゃくしょう)のセガレだがあっぱれ武士(さむれえ)の鑑(かがみ)だ、えれえやつじゃと言われるよう…ウ、ウーム」と言って絶命。兄・矢作は「…首尾良く主君の仇を討ち、神崎という奴は土百姓(どんびゃくしょう)のセガレだがあっぱれ武士(さむれえ)の鑑(かがみ)だ、えれえやつじゃと言われるよう…ウ、ウーム」と言って絶命。(歌舞伎)
天明8年公開の「義臣伝読み切り講釈」(全八段)がオリジナルなので、仮名手本や講談のキャラとはまた違うのであります。
ほかは廃れてしまったが、二幕目だけ「忠臣連理廼鉢植」というタイトルで残っているんだそうです。ほかは廃れてしまったが、二幕目だけ「忠臣連理廼鉢植」というタイトルで残っているんだそうです。(歌舞伎)

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