忠臣蔵のリメイクは映画などではお話しをどう撮るかに執着するが、歌舞伎はオリジナルの仮名手本の「カタチ」をどうトレースするかがこだわられており、男ばかりのドラマが女性ばかりに置き換えられて、見かけが「同じなのに違う」という、たいへん楽しいビジュアルに仕上げていて、目が楽しい。忠臣蔵のリメイクは映画などではお話しのほうをどう撮るかに執着するが、この歌舞伎はオリジナルの仮名手本の「カタチ」をどうトレースするかがこだわられており、男ばかりのドラマが女性ばかりに置き換えられて、見かけが「同じなのに違う」という、たいへんいろどり豊かなビジュアルに仕上げていて、目が楽しい。
「大奥」のドラマほど衣装代がかからないから、それこそ名代の女性タレントでいやさ、AKB48あたりでドラマ化してもらいたいものであります。本作の「踊り」部分を「歌」に変えてさ。