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12時間超ワイドドラマ 大忠臣蔵

78 バイト追加, 2011年5月3日 (火) 15:26
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定石通りじゃないシークエンスが細かく色々あるので、目が離せない、というか油断が出来ない。
よく本サイトに於いて「遊びがない」と批判することがあるが、所謂「遊び」とはこういう事じゃないのかな、と思います。よく本サイトに於いて、低く評価をした作品に対して「遊びがない」と批判することがあるが、所謂「遊び」とはこういう事じゃないのかな、と思います。
よくビジュアル化される講話より、「[[神崎与五郎|神崎東下り]]」など旅にちなんだ講話に着目しており、特に松本幸四郎の内蔵助と片岡仁左衛門の[[垣見五郎兵衛]]の「東下り」シークエンスは理想的な間合いやアレンジで(旅籠の廊下まで、あんぽつ駕籠で入ってくる凝った演出)たいへん結構。
[[田中貞四郎]]、[[萱野三平]]、[[高田郡兵衛]]、[[毛利小平太]]ら、脱盟者の各エピソードが豊かに膨らまされているのも特徴。こころざし半ばで死んでいった脱盟者の討ち入りの姿を、死にゆく毛利小平太ら、脱盟者の各エピソードが豊かに膨らまされているのも特徴。こころざし半ばで死んでいった脱盟者たちの討ち入りの姿を、死にゆく断末魔の毛利小平太(史実的にも最後の脱盟者)の幻覚に見せるというエピソードはオリジナリティがある。
大事な屋内セットがいやに狭かったり、コメディリリーフが松本竜介ひとりで、彼のおとぼけはカノジョにつねられて顔をヨリ目にするくらいのサービスだったり(ラスト近くに原哲男が出てくるがふざけない)。若い登場人物に薹(とう)が立った(でも有名人)役者が無理くりキャスティングされてたり、メインキャラを見たこともない役者が演じてたりするが、それらさえ鼻につかなければかなり見応えある12時間。大事な屋内セットがいやに狭かったり、コメディリリーフが松本竜介ひとりで、彼のおとぼけはカノジョにつねられて顔をヨリ目にするくらいのサービスだったり(ラスト近くに原哲男が出てくるがなにもふざけない)。
個人的には最初、配役に違和感があった。いろんな分野の人が一堂に会すのも忠臣蔵ドラマの醍醐味には違いないのだが、ふつうはそれがうまくいくと「役者の花畑」的な華やかさになるのだが、「岩下志麻」「松本竜介」「立花理沙」「松本幸四郎」「知らない人」という、若い登場人物に薹(とう)が立った(でも有名人)役者が無理くりキャスティングされてたり、メインキャラを見たこともない役者が演じてたりするが、それらさえ鼻につかなければかなり見応えある12時間。 個人的には最初、配役には違和感があった。いろんな分野の人が一堂に会すのも忠臣蔵ドラマの醍醐味には違いないのだが、ふつうはそれがうまくいくと「役者の花畑」的な華やかさになるのだが、「岩下志麻」「松本竜介」「立花理沙」「松本幸四郎」「知らない人」という、'''闇鍋みたいな'''、具が打ち解けないハーモニーにセンスが感じられず、そのためなのかなんなのか、どうも幸四郎の内蔵助も、もうひとつ映えず影が薄くなり、出番じゃないときの彼の残像の無さもけっこう気になった。(ことによると幸四郎が垢抜けて都会的すぎて内蔵助役に合ってないのかも?)、具が打ち解けないハーモニーにはセンスが感じられず、そのためなのかなんなのか、どうも幸四郎の内蔵助も、もうひとつ映えず影が薄くなり、出番じゃないときの彼の残像の無さもけっこう気になった。(ことによると幸四郎が垢抜けて都会的すぎて内蔵助役に合ってないのかも?)

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