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清水一学

6 バイト追加, 2012年9月30日 (日) 17:11
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吉良邸の用人の中でも、剣の腕を鼻にかけいつもぐでんぐでんの清水一角は、つまはじきもの。
雪の夜、吉良邸用人の牧山さんちで仲間と忘年会をやってると、一角が呼ばれもしないのに酩酊状態で乱入してくる。内蔵助が京都で放蕩三昧なことに安心して酒宴を開いてるのに、彼だけは「討ち入りはある」と主張し口論になる。「あんたたちゃ目はあっても節穴。耳はあってもキクラゲ同然」と揶揄。乱闘になり(酔拳のように戦う一角が楽しい)あげくに放り出される。雪の夜、吉良邸用人の牧山さんちが仲間内で忘年会をやってると、一角が呼ばれもしないのに酩酊状態で乱入してくる。内蔵助が京都で放蕩三昧なことに安心して酒宴を開いてるのに、彼だけは「討ち入りはある」と主張し口論になる。「あんたたちゃ目はあっても節穴。耳はあってもキクラゲ同然」と揶揄。乱闘になり(酔拳のように戦う一角が楽しい)あげくに放り出される。
探しに来てくれた弟とともに家に帰る。
'''第二幕 吉良家・清水一角宅の場'''
夫を亡くして出戻りの姉の待つ自宅に弟と帰ってくるがわずかな扶持で三人ぐらしはつらく、家の中はガランとしている。こぼれた酒を這いつくばってまで畳をなめる卑しい一角を姉は情けなくなって殴る。「そりゃわしが叩いたのではない!おじさまの仰せを受けわしが名代おじがせっかん!こう!こう!」「いっこうにこたえません!もっと打ちなされ!」アル中の総領をなげいてDVというのはおだやかではないが、初期の「男はつらいよ」の暖かさも感じる。ただ、この作品における一角がどうしてここまで酒におぼれてるのかは明確ではない。安兵衛の酒好きとは比較にならない「きちがい水」である。夫を亡くして出戻りの姉の待つ自宅に弟と帰ってくるがわずかな扶持で三人ぐらしはつらく、家の中はガランとしている。こぼれた酒を這いつくばってまで畳をなめる卑しい一角を姉は情けなくなって殴る。「そりゃわしが叩いたのではない!おじさまの仰せを受けわしが名代おじがせっかん!こう!こう!」「いっこうにこたえません!もっと打ちなされ!」アル中の総領をなげいてDVというのはおだやかではないが、初期の「男はつらいよ」的な暖かさも感じる。ただ、この作品における一角がどうしてここまで酒におぼれてるのかは明確ではない。安兵衛の酒好きとは比較にならない「きちがい水」である。
大望を持ってる弟が兄の代わりに出勤すると、やがて大の字になっていびきをかく一角の耳に山鹿流の陣太鼓が聞こえる。「大酔なしとも心は乱れぬ」と着替えてるところへ牧山が「おまえだけ討ち入りを主張してたのは一味だからだろう!」と入ってきてたちまわり。袴をはきながら牧山のやりをよける一角。姉は自分のこそでを一角に渡し「敵を油断させろ」とアドバイスする。疑いが晴れあらためて一角と牧山は二人で出動する。

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