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間十次郎

493 バイト追加, 2012年12月27日 (木) 10:48
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十次郎は討ち入りのときに炭小屋で[[吉良上野介|吉良]]を見つけた人。一番槍のご褒美に泉岳寺ではお線香を最初に出させてもらってる。
史実でこんなに目立ってる活躍があるのに講談のほうではエピソードのバリエが多く、メンバー随一。
  '''講話01講談01'''
元・浅野家江戸支社に出入りの植木屋、棟梁六三郎は浅野家倒産後、以前内匠頭秘蔵の盆栽を壊しちゃった時に助けてくれた恩返しにと、十次郎が国表へ行ってる間、奥さんと坊や(おていと十太郎)のめんどうを買って出る。が、ある日棟梁の奥さん(売春婦あがりでバカ)が、坊やが他人のそら似で棟梁に似てることからおていを愛人と勘違いして頭に血が上り、母子への援助を打ち切る(棟梁たちは出張中)。母子はたちまち貧乏暮らしとなり、おていは病気になる。十太郎が浅草寺で泣いてると通りがかりの江戸っ子が「なにを泣いてるんだ。'''泣くならキンタマをとっちまえ'''。いま銭(おたから)をやるからな」と小遣いをくれる。これに味を占めた十太郎は袖乞い(積極的なコジキ)をはじめる。12/14運命の日、相変わらず吾妻橋で「お手のうちを願います」と通りがかりの侍に声をかけたら父・十次郎だった!
'''講話02講談02'''
別の話では、倒産後、奥さんは江戸で夫・十次郎を待ってる間、食い詰めて昔の奉公人又助(奥さんがヨタカをやって生活してる)の長屋に身を寄せて、ヨタカは出来ないから袖乞いをしようと通りがかりの侍に声をかけたら夫・十次郎だった!というのもある。十次郎はその場で離縁を申し込む(つれないが、討ち入りの口実)。その場でけっこうな手切れ金が手に入るが坊やは疱瘡であえなく死んでしまう。そんなおり実家のDVな父親が押し入り強盗に襲われ殺されてしまうので、家も手に入るが、全部又助夫婦にあげちゃって、おもよは討ち入りのニュースを聞いたあと尼さんになった。
'''講話03講談03'''
はたまた、別の逸話では、お家凶変後、十次郎は妻さよを実家の吉田玄石に預け、病気の父・[[間喜兵衛|喜兵衛]]と業平寺の門前で貧乏暮らしをしながら仇討ちの機会を待ってるが、舅の玄石は娘を預かったまま音沙汰もないのでワケがわからず、しまいにはキレてしまい「あんたもずいぶん浮薄不人情だな。娘を離縁するのかひきとるのかどっちかにしろ」と間親子につめより、12月いっぱい待ってくれと言われるのも聞かず、赤ちゃんの十吉を置いて娘を離縁させてしまう。
以上のように講談のほうではひとりのキャラクターにさまざまな逸話が創作される場合がある。忠臣蔵は80年代にDCコミックスがやるずっとまえから、様々なパラレルワールドのストーリーを作ってるなあ!以上のように講談のほうではひとりのキャラクターにさまざまな逸話が創作される場合がある。十次郎が、隅田川に身を投げようとしてる女性を助けたら奥さんだった、というのもあります。 江戸期と明治期という分け方で、十次郎妻(実際はいないそうですが)が吉良邸に間者で入ったり、上記のようなかわいそうな話になったりでアレンジが変わる。 忠臣蔵は80年代にDCコミックスがやるずっとまえから、様々なパラレルワールドのストーリーを作ってるなあ!

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