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最後の忠臣蔵(映画)

69 バイト追加, 2013年6月4日 (火) 15:03
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実はつっこみどろこがいろいろあるのに、総合点が高いのでまったくオッケーというめずらしい傑作。
ずっと泣きっぱなしだったので目が炎症っぽくなり、事務所に帰ってきて乾燥してるんで、なんかヒリヒリする。ずっと泣きっぱなしだったので目が炎症っぽくなり、劇場から事務所に帰ってきて乾燥してるんで、なんかヒリヒリする。
えっと、たぶん1番泣いたのは、寺坂のねぎらいをうけた瀬尾の体内から「なにか」重たいものがほ〜〜〜っと抜けていき、ほぼ似たタイミングで可音(かね)が「決意」をするシークエンス。
知らないヒトがこの一節を読むと「それのどこが?」てウサンに思うでしょうが、この映画は役所広司のセリフの無いアップだけで泣かせます。マゴザの思いをスキャンしちゃうんですね、観客が。すると泣けてくる。知らないヒトがこの一節を読むと「それのどこが?」てウサンに思うでしょうが、この映画は役所広司のセリフの無いアップだけで泣かせます。マゴザ(瀬尾孫左衛門)の思いをスキャンしちゃうんですね、観客が。すると泣けてくる。
構成がうまいってことなのかなあ。マゴザと可音の回想もね、お嫁入りの時じゃなく最後に持ってくるでしょ。あれがマゴザの愛なわけですよ。構成がうまいってことなのかなあ。マゴザの可音との回想もね、お嫁入りの時じゃなく最後に持ってくるでしょ。あれがマゴザの愛なわけですよ。
そう、この映画にはいろんなひとの「愛」が描かれている、れっきとしたラブストーリーであり、チャンバラではありません。
忠義とか友情とかLOVEとか、いろんな言葉で表される「愛」がいろんなカタチでいろんなひとの中でふくらむ。どの愛も一筋で熱い。しかし作品自体はホッコリしている。忠義とか友情とかLOVEとか、'''いろんな言葉で表される「愛」'''がいろんなカタチでいろんなひとの中でふくらむ。どの愛も一筋ですごく熱いっ。それでいて作品自体はホッコリしている適温。
泣く場所はみんな違うと思います。花嫁行列に旧臣がどんどん加わるところで滂沱する友人もいた。あそこ、テレビ版でも好きなシーンだが、高まりますよねえ。

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