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新春ワイド時代劇 忠臣蔵〜その義その愛

279 バイト追加, 2013年6月25日 (火) 03:59
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内蔵助の長分別を待ってる浪士をあんまり説得力を入れて描くと、現代人は脱盟者に同調してしまう。
あと、脱盟者の言い分として「わたしは殿の顔も見たことないのに、なんのために貧乏してまでXデーを待ってなくちゃいけないんだ??」という、歴史バラエティに出てくるような価値観の台詞はドラマにはまったく不要。そんなあと、脱盟者の言い分として「わたしは殿の顔も見たことないのに、なんのために貧乏してまでXデーを待ってなくちゃいけないんだ??」という、歴史バラエティに出てくるようなこざかしい視点の台詞はドラマにはまったく不要。ていうか顔を知る知らないよりも前に代々禄をもらってる大きな恩があるのに…。そんな'''近代的'''なことを言う武士の存在をわざわざ登場させるのはナンセンスの極み。「このチョンマゲ頭って、ヘンなヘアスタイルだと思わないかっ??」って言うくらいあり得ない。7時間もドラマにつきあってるお茶の間のくたびれた心持ちに簡単にリンクしちゃって、「討ち入りたい」浪士たちへの執着が剥がされる。なことを言う武士の存在をわざわざ登場させるのはナンセンスの極み。「このチョンマゲ頭って、ヘンなヘアスタイルだと思わないかっ??」って時代劇で言うくらいあり得ない。 随所にこれに似た、当時を反映しない近代的な台詞が散りばめられ、結果7時間もドラマにつきあってるお茶の間のくたびれた心持ちにそのハイカラな価値観は簡単にリンクしちゃって、「討ち入りたい」浪士たちへの執着が剥がされる。 しまいには「悲願」の成就というテーマがブレて、最終的にわたしには討ち入りがじゃっかん殺伐としたものに見えました。
結果「悲願」の成就というテーマがぶれて、最終的にわたしには討ち入りがじゃっかん殺伐としたものに見えました。
1950年代に脱盟者に焦点を当てた作品が量産されたがやがて路線がまた本寸法に戻った。評論家の佐藤忠夫さん曰わく「'''「忠臣蔵」は期待通りにハナシが進展しないと観衆の不興を買う。'''」

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