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中山安兵衛

2,147 バイト追加, 2013年8月2日 (金) 07:37
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ひとなつっこくて愉快な24歳の浪人を50歳くらいの嵐 寛壽郎(アラカン)が愛嬌たっぷりに演じている。
アラカンは無声映画時代のスタアで、セリフ回しの感じなんかはトーキー時代に器用に適応できたとはとてもいい難いが、そのぶっきらぼうな演技がかえってざっかけないかんじが出てて印象は悪くない。(どう見てもじいさんだが)アラカンは無声映画時代のスタアで、セリフ回しの感じなんかはトーキー時代に器用に適応できたとはとてもいい難いが、そのぶっきらぼうな演技がかえってざっかけないかんじが出てて印象は悪くない。(どう見てもおじいさんだが)
長屋に帰ると近所の風邪引いてる子供に飴玉の土産を買ってきてくれたり、近所の後家さんが目をかけてくれたり。こういう様子を見てると人気マンガ、特にちばてつや作品にしばしば見られる、すごく強いのにどっかマヌケでみんなから愛される下町のキャラって、ここら辺が元祖かもですな。
で、フワ〜ッと終わっちゃう。
なんか罪の無い一品。なんだか罪の無い一品だが、戦後GHQの目が光ってる時代背景を考えると、本伝の映画化もままならぬ時代(主君の仇討ちモノが御法度)であり、ヒトの生き死にに対して思いにふける安兵衛像は自然に生まれた感があります。。
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1951]]

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