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堀部安兵衛

3,050 バイト追加, 2014年9月13日 (土) 19:13
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[[大石内蔵助|内蔵助]]としばしばぶつかるキャラ。
 
 
 
== 生い立ち ==
 
注意)この逸話は講談が原作です。
 
越後(北陸のほう)の国、蒲原郡(かんばらごうり)新発田の城主・溝口伯耆守の家来中山安左衛門(お蔵奉行)の息子安太郎はたいへんな女道楽で、婚礼の日にフィアンセ(同じく家来・菅野六郎左衛門の娘)おみつを放って芸妓のお菊とトンヅラ。
 
一ノ宮でたいへんな貧乏暮らしの中、'''安之助(後の安兵衛)'''が出来る。
 
菊は安之助が2歳で病死。
 
安之助10歳のとき、父・安太郎が腹痛でのたうち回るので、クスリをなんとかしようと表に出た際たまたま街道を通りかかった、祖父(とは知らない)安左衛門の一行の家来の槍持ちが似た症状で苦しんでるのを、安左衛門の持ってた秀吉公由来の一粒の妙薬でたちどころに回復するのを見て、つい出来心が生じ、クスリの入った印籠を盗もうとしてとっつかまる。
 
事情を聞けば、目の前にいる少年はどうやら自分の孫!?印籠ごと渡してやる。
 
クスリをもらった父・安太郎は印籠を見て誰のホドコシかすぐに察し、稲村陰から安左衛門の一行を見守る。
 
たまたま移動中のカゴの戸を開け、安太郎とハタと目が合う安左衛門。黙って互いに見合わす顔と顔。
 
(印籠取り)
 
 
父・安太郎は自分のいきざまを悔い、荷物をたたんでナニを思うか親子で新発田に出立。
 
途中、うどん屋において、元・家来から「婚礼の日たいへんだったんだぞ!」と駆け落ちのひととおりをののしられ、はからずも安之助は自分の家庭環境の一伍一什(いちごいちじゅう)を知る。
 
 
新発田に到着し、安太郎は安之助に手紙を託し、安左衛門の屋敷に向かわせると(ややこしいな)、ひとり菩提の長徳寺にて懺悔の割腹。
 
 
婚礼をすっぽかされたおみつは「自分がふつつかだから振られた」と謙虚に操を守っていたが、よろこんで安之助を預かる。
 
16の春に元服、'''名を安兵衛と改めます。'''その秋、祖父・安左衛門病死。中山家の跡目を継ぐ。
 
ある日、としまざかりの義母・おみつはその美貌から悪漢・黒田郷八から激しく言いよられたあげく斬り殺される。現場となった自宅にたまたま帰ってきてい合わせた安之助は伯父・菅野六郎左衛門から直伝の念流の剣術で見事黒田を倒し、母の仇を討つ。
 
 
その後、菅野は殿さまに三度諌言したことからクビになり、江戸にでる。
 
 
安兵衛はお家の悪人・川上主膳ら十数人を斬ったりしつつ、新発田で浪人中は樋口十郎左衛門のもとで念流の修行を積み、いよいよ江戸へ出て、菅野(松平左京太夫に再就職)を訪ねる。
 
== 若いころ〜高田馬場の仇討ち ==
越後(北陸のほう)に生まれ、名を'''中山安兵衛'''といった。安兵衛の父親を「中山主膳」とする逸話もございます。 
父・中山主膳は新発田(しばた)藩につかえたが、同僚の梶田弥三右衛門にはめられて切腹する。15歳の安兵衛は仇討ちをする。

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