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吉良上野介
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イベント係の部下、浅野内匠頭からうらまれ、斬りつけられる。吉良のイジメが原因とされている。
内匠頭の奇行の原因としてもっとも有力なのは松の廊下で挨拶をした内匠頭を吉良が鼻でフンと笑ったのがきっかけだったという説で、これは後に「[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|ハナでフン忠臣蔵]]」という芝居になり、現在まで繰り返し上演されている(ウソ)。
実際に欲深さと横柄さには定評のあった人だそうで、親戚関係の津軽公の家来も吉良の態度にブチ切れて殺そうとした過去もあるとか。
三田村鳶魚のインタビュー著書には実際に幕末にご馳走役を務めた殿様のスタッフ(家老)の気が変になっちゃったナマ証言が残っているそうで<small>(要出典)</small>、高家の陰湿なコミュニケーションはもう伝統化していた?
雪の夜に起き抜けのパジャマ姿、ねぼけまなこ&裸足で応戦した警備は完全武装で47人の浪士に完敗する。
討ち入りされて一家断絶になっちゃったが、吉良さんはなにげに'''三河では今も名君として評判がいい'''。
・・・とは言うものの、悪者だって家に帰れば良き夫、良き父にかわることはよくあることで、領地からしぼりとらなくたって吉良ほどの財産と名声があればなおのこと……とは池波正太郎氏の談。<small>(「戦国と幕末」/「忠臣蔵と日本の仇討ち(中央公論社「歴史と人物(S46.12月号)」抜粋)」)</small> 現代にも一部が残る堤防を作ったことと、農耕用の駄馬にまたがって現場を視察したと伝えられる親近感が、名君の根拠となっている(要確認)が、そのあたりがうまく構成されているのが、稲田和浩先生作の浪曲「赤馬の殿様」である。東家孝太郎師匠の持ちネタ。 == Kira Kozuke no suke == In the play he's always the villain. Kira angered Asano.And hated, he was killed... I have heard that placed in the historical materials, "Kira is impudent" and "He made samurais neurosis". I hesitate to talk about this person. Because because fans often nursing the Kira. They have deep sympathy for Kira. == 南北朝時代事情 == 南北朝時代を舞台とした人形浄瑠璃や歌舞伎の「[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵の]]」では、吉良上野介は高師直(こうのもろなお)という人物でトレースされている。 高師直は実在した南北朝時代〜室町時代の武将で、室町幕府でのし上がったけっこう悪評の高い贅沢好きの「ばさら大名」。 で、 この時代に南朝vs北朝で闘った天皇たちだったが、南朝軍・楠木正成や新田義貞ら後醍醐天皇軍は、北朝軍の足利尊氏と闘った。吉良上野介はこの足利家の血筋。(ちなみに高師直もだいぶメインで活躍の北朝方) ゴダイゴ楠木正成は、吉良の先祖・足利尊氏に敗けちゃうんですな。その後も南朝軍はコテンパン。 いろいろあって南北朝は和睦するが、元禄時代になって、藤原氏系(後醍醐天皇のお母さんの家系)の大石内蔵助が、足利系吉良家を断絶するきっかけを作り、明治時代になって明治天皇は泉岳寺にことづけ(勅書)で「大石内蔵助たちは義士だ!」とエールを送りお金をくれたりしました。 どうやりゃいいかわからないけど歴史ミステリーをこしらえられそうな面白い因縁です。 ちなみに柄本明は高師直と吉良上野介の両方を演じた珍しい俳優であります。(高師直は南北朝時代を扱ったNHK大河ドラマ「太平記」(91)。吉良は「[[新春ワイド時代劇 忠臣蔵〜その義その愛]]」(12))
* [[上杉綱憲]](実の息子)
* [[吉良義周]](養子)
== 関連作品 ==
<吉良が主人公の作品>
* [[イヌの仇討]](こまつ座)〜井上ひさし〜1988
* [[梅沢武生劇団の忠臣蔵]](梅沢武生劇団)〜大衆演劇〜1990
* [[吉良ですが、なにか?]](本多劇場)〜三谷幸喜〜2014