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元禄あばれ笠〜浪曲忠臣蔵より〜

36 バイト追加, 2016年4月27日 (水) 21:25
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ひじょうにフンワリした、年寄りの世間話みたいな息遣いに満ちた本作は、映画としての出来栄えよりも、生まれた時代背景を察することで存在意義を発揮できる作品。
浪曲が満州事変から日米開戦頃おおいに流行ったと聞くので(要確認)、忠臣蔵もおなじみだから当時の人は面白かったのかもしれないが、同年に公開の「姿三四郎」(黒澤明デビュー作)に比べると明らかに「残らない映画」である。(<個人的印象にも映画史的にも)浪曲が満州事変から日米開戦頃おおいに流行ったと聞くので(要確認)、忠臣蔵もおなじみだから当時の人は面白かったのかもしれないが(だから、あたしにはおもしろい)、同年に公開の「姿三四郎」(黒澤明デビュー作)に比べると「残らない映画」である。(<個人的印象にも映画史的にも)
おとなしくまとまった本作に、実は監督の裏テーマでもあるのか、数右衛門/玄蕃/南部坂…という乱暴なパッケージの構成意図と時代をアレコレ考えるのも一興。

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