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近松門左衛門

939 バイト追加, 2016年8月3日 (水) 16:32
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『曽根崎心中』などが有名な元禄時代の人気作家で、[[元禄赤穂事件|赤穂事件]]の4年後に事件を『碁盤太平記』という人形浄瑠璃にして大阪の竹本座で上演したことから、忠臣蔵のTVドラマには同時代を生きたキャラとしてしばしば登場する。
『碁盤太平記』はその後の『太平記の時代を舞台にした『兼好法師物見車』とその追狂言『碁盤太平記』はその後の『[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]』(竹田出雲(2nd)・三好松洛・並木千柳の合作)に大きな影響を与えており、キャラクター付けが踏襲されてるのもある。
ちなみに2011年の時代劇専門チャンネルの番組「時代劇法廷 被告人は大石内蔵助」では、思いっきり「近松門左衛門作 仮名手本忠臣蔵」と間違えて紹介されていた。
このサイトの開設以来3年ほど、近松門左衛門の項目は設けていなかったし、既存の義士事典的なものにもその名は取り上げられていなかったが、ネット上で忠臣蔵ファンのコメントを読んでいると、テレビの影響で意外に主要キャストに近松を入れる人がいるし、変化球な忠臣蔵舞台には『[[大江戸鍋祭〜あんまりはしゃぎ過ぎると討たれちゃうよ〜]]』みたいに主要な登場人物として扱われることも多いようなので、項目を設けました。
 
 
 
<碁盤太平記あらすじ>
 
主君・[[浅野内匠頭|塩冶判官]]の足軽だった父の遺志を継ぎ復讐するため[[寺坂吉右衛門|寺岡平右衛門]]は宿敵・[[吉良上野介|高師直]]の馬方になってチャンスを伺うが、あまりに難攻不落なので油断させるために師直のスパイに志願。
 
密命により酒浸りの大星由良之助宅に侵入するが密書のやりとりを[[大石主税|力弥]]に見つかり討たれる。
 
虫の息の中、平右衛門は正体を告白。声が出なくなって碁盤の石で師直邸のありさまを親子に伝え絶命。
 
そんな計画を知らない大星の[[大石りく|妻]]や[[大石くま|母親]]は酒色に溺れる大星の有り様を嘆いて自害。それをキッカケに討ち入りの江戸下向がはじまる。

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