差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

サラリーマン忠臣蔵’60/続サラリーマン忠臣蔵’61

33 バイト追加, 2016年9月25日 (日) 16:44
編集の要約なし
ベースは講談や史実ではなく、歌舞伎の[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]のほう。
仮名手本は武家社会の忠義話ではなく、さまざまな人間模様がふくらんでいるので現代社会のアレコレ(=社長シリーズの世界観)にけっこうマッチしており、オマージュにしてはすんなりハマッている。仮名手本は武家社会の忠義話もさることながら、さまざまな人間模様がふくらんでいるので現代社会のアレコレ(=社長シリーズの世界観)にけっこうマッチしており、オマージュにしてはすんなりハマッている。
モリシゲが主役になる前の「三等重役」の河村黎吉の遺影を社長室に飾っているところを見ても、れっきとした社長シリーズ(東宝娯楽映画の人気シリーズのひとつ)として製作側は位置づけているように見える。(って、えらそうに書いたらコレ「東宝サラリーマン映画100本記念作品」なんですって)モリシゲが主役になる前の「三等重役」の河村黎吉の遺影を社長室に飾っているところを見ても、れっきとした社長シリーズ(東宝娯楽映画の人気シリーズのひとつ)として製作側は位置づけているように見える。(<って、えらそうに書いたらコレ「東宝サラリーマン映画100本記念作品」なんですって)
とはいえ、「いつもの」社長室の常連がそのままシフトしているわけではない。
社長シリーズのファンの視線で言うと、モリシゲ([[大石内蔵助|大石専務]])を取り巻く重役が本作品では加東大介以外大部屋俳優さんなのがいささか残念なのだが、実際このキャスティングは悩ましかったと思う。
忠臣蔵のセオリーで行けば、必ずしも内蔵助の参謀って有名な役者ばかりとは限らないが、社長シリースのセオリーでいうと森繁の周囲がいつもレギュラーの名脇役で固めてるので、忠臣蔵のセオリーで行けば、必ずしも内蔵助の参謀って有名な役者ばかりとは限らないが、社長シリースのセオリーでいうとモリシゲ社長の周囲がいつもレギュラーの名脇役たちで固めてるので、'''見かけに少々違和感'''があるし、シリーズで配役しちゃうと仮名手本のトレースにならない。
かと言って、[[吉田忠左衛門]]や[[原惣右衛門]](らは、仮名手本で由良之助の側にいないが)などをシリーズでは道化重役の三木のり平を配するというのもミスキャストなので、むずかしいところではあるのだ。(つか、なぜか三木のり平出てないし)

案内メニュー