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高田郡兵衛

1,397 バイト追加, 2016年12月16日 (金) 16:51
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ちなみに講談のほうでは、平岡三十郞なる母方の伯父さんちなみに'''講談'''のほうでは、平岡三十郞なる母方の伯父さん(やっぱり旗本)ちに居候してて、娘おさとのハートを射貫いてしまい、そのまま縁談に発展。郡兵衛もまんざらでもなかったが、討ち入りの日を内祝言の日にさせられちゃって、外出を禁止され、伯父さんの家で遠く陣太鼓の音を聞きながら「ああこの場にいたってまいらんのは不忠不義と思し召すであろうなあ」と、部屋で一人'''切腹をする'''。…って、これじゃ[[萱野三平]]のエピソードとかぶっちゃうのだが、そんなのがある。 これを原作?とした'''落語'''には郡兵衛に惚れた(落合田んぼで悪漢から救ってもらったのがきっかけ)ばかりに恋わずらいに臥せったお雪を不憫に思った父親の大百姓のセレブ内田三左衛門が郡兵衛の兄・百姓の重兵衛の借金をチャラにした上に田んぼもやるという条件で弟・郡兵衛の説得を依頼。重兵衛は喜んで引受け、お雪と結婚しろと郡兵衛に迫る。郡兵衛は作戦のことを言えば赦してくれると思ったがさにあらず逆に理由を聞いた兄はそれをバラすと脅迫するので泣く泣く承諾。内蔵助に脱盟の許可を得てお雪と祝言を上げるが、やがて討ち入りのニュースを聞いて郡兵衛は鎌で自害する。居合わせた三左衛門とお雪に郡兵衛は虫の息で「ご息女は生娘のままなのでなにとぞ良き婿を」と言うとお雪も鏡台からカミソリを出して咽につきたてあとを追った。三左衛門は感動して、郡兵衛を犬死ににさせまいとその首をお雪の首とともに風呂敷に包んで泉岳寺へ指して参ると、そそっかしい人が「もしもし。そのカボチャは売り物ですか?」・・・すごい緩急だなあ。こっちは「[[神崎与五郎|矢作の鎌腹]]」に似ている。 
[[忠臣蔵 花の巻雪の巻]]でもあばずれと恋仲になり、彼女が討ち入りの日に高田を離してくれなかったので心中して脱盟するという、オリジナルエピソードに変えられているが、せっかく特徴のあるキャラなのに、取って付けたような死のエピソードで「最後の脱盟者」に変えちゃうのはいただけない。

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