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おニャン子版忠臣蔵

6 バイト追加, 2017年1月25日 (水) 17:19
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それでも星をふたつもあげちゃうのは、まだこの頃のスタッフや出演者の中には'''忠臣蔵が生きている'''からだ。ふざけた構成でも、忠臣蔵的な話の運びはチャンとしておこうというスタッフの姿勢がうかがえる作品なのだ。「基礎」が重んじられている。
はじめからサジを投げて体裁だけ忠臣蔵から借りてきた近年の「リンカーン」での[[討ち入り〜8人の志士たちの挑戦〜|ミニコント]]に比べると、女子高生がキャーキャー言いながら討ち入ってても、土台に忠臣蔵をちゃんと置いていることでブレが無い。に比べると、女子高生がキャーキャー言いながら討ち入ってても、土台に忠臣蔵をちゃんと敷いていることでブレが無い。
とはいえ、クレジットに「磯貝十郎左衛門:渡辺美奈代」とあるのに、彼女が着てる黒小袖の襟には「大石瀬左衛門」と書いてあるというような、いいかげんな空気にも満ちている。
このころのバラエティはハプニング性ばかりが期待された時代で、ギャグの作り込みははなはだショボイ。
特にこの番組はとんねるずの大暴れや鶴太郎イジメがおもしろい番組だったわけで、彼らがいなくなったあとのちびっこギャングが跡を継げてないので大竹まことや中村ゆうじが無理くり暴れて「夕ニャン」のテイストを維持しようとがんばってる。特にこの番組はとんねるずの大暴れや鶴太郎イジメが骨頂だったわけで、彼らがいなくなったあとのちびっこギャングが跡を継げてないので大竹まことや中村ゆうじが無理くり暴れて「夕ニャン」のテイストを維持しようとがんばってる。
「こう笑わせよう」という方向性が今と違い、特筆に値するギャグのアイデアは無く、たぶん脚本のト書きには「ここで大竹、暴れる」ぐらいのことしか無かったに違いない。「こう笑わせよう」という方向性が現代の笑いづくりと違い、特筆に値するギャグのアイデアは無く、たぶん脚本のト書きには「ここで大竹、暴れる」ぐらいのことしか無かったに違いない。
そんな中で一見傍若無人な、この大竹まこと(当時は常滑川まこと)は自分の股間に生稲晃子(当時18歳)の頭を押しつけるなどして暴走しながらも、おもしろいことをちゃんとしようという心がけと、スタッフのギャグや仕掛けの" つめのあまさ "に対するのツッコミや批判を忘れず、演技すべきところはするという大貢献をしている。

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