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東海道四谷怪談

223 バイト追加, 2017年4月30日 (日) 22:08
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== <FONT SIZE=5>'''映画''' </FONT> ==
この項目を上げたところで、これまた途方も無い量の作品があり「くすや」二号館が必要になる(それほどでもないか)ので、本気は出さず、見たのから気まぐれに紹介。(とはいえ、忠臣蔵要素が盛り込まれてる作品はほとんど見当たらない)
それにしてもどうしてこうクリエーターは本作を映像化したがるのか。
人間の業のものすごさが魅力なのでしょうか。人間の業のものすごさが魅力なのでしょうか。(そそ。この作品ってオバケより人間のほうが怖い。)
大映で[[忠臣蔵(大映)|前年に大石内蔵助を演った長谷川一夫]]が民谷伊右衛門。
長谷川一夫がこんな稀代のヒールをどう演じるのか、はじめは愛妻家っぽい伊右衛門がどう鬼に豹変するのか注目したがこの映画ったら、顔の皮は剥がないし、赤ちゃんはいないし、そもそも伊右衛門夫婦はド貧乏でもない。(ネタバレ>)なによりも伊右衛門の札付きの悪友が真犯人なので、これほど伊右衛門に部のある「四谷怪談」をほかに知らない。)長谷川一夫がこんな稀代のヒールをどう演じるのか、はじめは愛妻家っぽい伊右衛門がどう鬼に豹変するのか注目したがこの映画ったら、顔の皮は剥がないし、赤ちゃんはいないし、そもそも伊右衛門夫婦はド貧乏でもない。(ネタバレ>)なによりも伊右衛門の札付きの悪友が真犯人)
生前の岩の執着心なども描いて、とにかく負の要素を伊右衛門ひとりにしょいこませるのではなく、あちこちに分散させることで長谷川一夫のクリーンさを保っている。これほど伊右衛門に部のある「四谷怪談」をほかに知らない。
怪談映画に初挑戦の長谷川一夫を見に行ったファンがホッとするための作品で、怪談映画を楽しむのには物足りないかもしれない。エンドマークを見ながら「なんだこりゃ」と思わず口をついて出てしまった。生前の岩にもじゃっかんトゥー・マッチな執着心なども与えて、とにかく負の要素を伊右衛門ひとりにしょいこませるのではなく、あちこちに分散させることで長谷川一夫のクリーンさを保とうとしているかんじ。 怪談映画に初挑戦の長谷川一夫を見に行ったファンがホッとするための作品で、怪談映画を楽しむのには物足りないかもしれない。エンドマークを見ながら「なんだこりゃ」と思わず口をついて出てしまった。(作品自体は独特のムードで、けっして悪くありません)
三隅研次監督作品。塩谷家も浅野家も出てこない忠臣蔵と無関係な作品。

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