10,734
回編集
差分
提供: Kusupedia
斧定九郎
,編集の要約なし
[[画像:Sadakuro-ebi.jpg|thumb|役者絵:市川海老蔵]][[画像:Sadakuro.jpg|thumb|役者絵:中村橋之助]][[画像:5Sada9-danzo.jpg|thumb|定九郎と与一兵衛.早替りの舞台裏]]
斧定九郎【おの さだくろう】…「[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]」5段目の人。[[斧九太夫]]のニート息子。
漫画家のみなもと太郎先生に言わせるとこのキャラが出来上がって以降、「天保水滸伝」の平手造酒(ひらてみき)も、高田馬場の[[堀部安兵衛|安兵衛]]も、「浪人」と言えば定九郎像がスタンダードとなったとのこと。なるほど。(ただし黒沢明の「用心棒」で桑畑三十郎が現れるまで?)
って喜んでたらバーンと撃たれちゃう。被弾して空をつかむ様は歌舞伎と一緒。
撃たれた定九郎がクチからたらした血潮はまっすぐ真っ白なヒザの上にしたたり落ち、やがてもがいて空をつかんで倒れて絶命する。浮世絵には被弾してカラダから煙が出たりしているものもあり、ともかくこのキャラクターは役者がいろいろアレンジを楽しんでいる。
2009年の大阪・松竹座の歌舞伎では原作に忠実だったようで、山賊の扮装の定九郎が見られたと聞きます。