「松原多仲」の版間の差分
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2022年11月4日 (金) 01:01時点における最新版
松原多仲【まつばら たちゅう】…吉良家の家来。
わりといつも上野介のそばにいて鷺坂伴内みたいな存在感でなにかと切り回す映画がある。
鷺坂同様、吉良の側用人となるとたいがいマヌケに表現される。
しばしば吉良邸に女中として潜入した浪士側の女間者の美貌に魅せられ、彼女の怪しい行動もかばい立てするなどのヒイキをするので浪士にとって都合のいいキャラ。
映画「忠臣蔵 花の巻雪の巻」(東宝。演・益田喜頓)では千坂兵部が病気になったあと、吉良家で家老格に出世して、警備を200人にすると張り切ってる。…という話をスパイで吉良家に入ってる潮田又之丞の妹がメンバーに報告するシーンがございます。
小説「赤穂浪士」に出てくるので、これの映像版には登場する。
上記「花の巻雪の巻」の益田喜頓のように喜劇役者が演じることは意外に珍しく、「あゝ忠臣蔵」では遠藤太津朗、「赤穂浪士(テレビ朝日)」では戸浦六宏、「大忠臣蔵(NET)」の神田隆など、稀代の悪役俳優が演じてきた。